まずは国道31号をそのまま鯵ヶ沢沿いに進むとパッと見えてまいりますのが
牛頭神社
31号の道路よりもやや高いところにあります。
当方はここを通ると鬼沢だなーと小さい頃から思っておりました。
牛頭天王のお社と共に庚申塔や二十三夜塔、あわせて14基の石碑がズラーっと並んでおります。
ザックリと世間一般的な有名所の話では、牛頭天王は疫病を退治してくれる神さまとされているから村の入り口にいらっしゃるのですね。
こういう昔の人たちの村に対する気遣いといますか、そういう気持ちがやはり一層村や村人を護ったのでしょう。
牛頭天王の例祭にはここで村の人たちが集まり宴会が行われている模様です、といいますか
今でもとても大事に信仰されている神さまという事です。
そしてこの牛頭神社を31号沿いにちょっとだけ鬼沢地区入り口の地図ポイントに戻ると細い道があってその細い道の先に
猿田彦神社
が見えます。といいますのも、
この猿田彦神社に入る細い道が31号を鯵ヶ沢方向に向かっている時には見つけにくいといいますか
牛頭神社から振り返って戻ると見ると見つけやすいといいますか
そんなこんなで猿田彦神社ですが、猿田彦神社も道より高めの位置にございます。
(画像は2017年のものです。現在は鳥居が新しくなっております)
こちらには3基の庚申塔の石碑があるのですけども ↓
一番左側の庚申塔には “見猿言わ猿聞か猿” が彫られていてカワイイですね。
真ん中の庚申塔の手前に置かれている白い石ですが、猿の顔に見えません?
お社がなくて石碑のみなのですけども、 “石” 自体が神さまという感じなのでしょうかねぇやはり。
ザックリと世間一般的な有名所の話では、猿田彦は道先案内人の神さまとされているので牛頭天王よりも前にいらっしゃるのでしょう。
牛頭神社自体も、解りづらくはあるのですけども今でも二本に分かれた水路に挟まれていて、その案内をするのが猿田彦の神さまと言われているそうです。
水路は山から村方向へ流れていて、牛頭神社よりも僅かですが山側に猿田彦神社が位置するのは
猿田彦の神さまが山から降りてくる何かを案内したから、なのかなぁやはり。
といいますか、
この時点で村に災いを防ぐ神さまや道標の神さまと至れり尽くせりな鬼沢集落な気がいたしますけれども。
次に、31号を更に鯵ヶ沢方向へ進みますとヘアーサロンマスオが見えて参りまして
その横の細い道を入って岩木山方向へ更に進みますと
向こうに雲がかかってますが岩木山が中心に見える鳥居が見えてきます。
この鳥居が昔はヘアーサロンマスオの横にあったのだそうです。
この先へりんご畑を眺めながら山の方へ登ってゆきますと ↓
鬼神腰掛柏が見えてきます。
これは昔、岩木山から降りてきた鬼が鬼沢に行く途中で休憩する為に腰を掛けた柏の木という由来があるのだそうで、鬼が座るだけあってとても大きな柏の木です(当方の完全なるイメージの話)
根元には山神さまの祠がございます ↓
岩木山(赤倉という話が多い)から降りてきた鬼が腰をかけて休憩したという木の根元に山神さまの祠ですよ⁈←同じ事を言い換えて2度言った(笑)
上の画像は2017年の物ですけども実は今年の春に再訪しておりまして
いや、りんごの花に囲まれる鬼神腰掛柏を撮りたくて、、、、
しかし、今年のりんごの花の時期は前回記事で書いていた事などの製作をしており忙しくてシーズンを逃し(汗)
かろうじて撮ったのがコチラ ↓
見づらいですがちょこちょこ花はあるのですよ←(笑)
ちなみに柏も花を咲かせるのですが
コチラ ↓ が今年のりんごの花の時期よりもちょっと遅い頃 ↓
コチラ ↑ は夏に近い頃の2年前の写真
春先は新緑が美しいし、夏に近い頃も緑色が綺麗です〜!
春先の方は何かがぶら下がっているようです
接写したのがコチラ ↓
残念ながら柏の方も花が終わっていたという(汗)
茶色いぶら下がっているのが黄緑色だとまだはなが咲いているといいますか
でもなーんとなく雰囲気は感じ取ってもらえるかなとか思い無理矢理載せております←(笑)
画像が多くなってきたので今回はこの辺で。
読んでくださった方に感謝を込めて。
村中の神社も鬼神腰掛柏も油断すると光写真になってしましました(汗)
岩木山がちゃんと見えた時の鳥居付近 ↑
今回ご紹介致しました場所は駐車スペースがありません。
鬼神腰掛柏付近は特に道も狭いです。
農家の方々の作業のお邪魔にならないように、鬼沢の駐車スペースのある場所に駐車してから訪問されるとよいかと思います。
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