2018年9月終わりアニメ感想忘備録

何と言いますか

10ヶ月ぶりにアニメの感想ものをやりますので、今更ながら感満点で2018年9月終わりのアニメ感想を行います。
つきましてはこの場をお借りしまして、
京都アニメーションの事件で被害に遭われた方に、 “安らかに” とはとても難しいかもしれませんがご冥福をお祈り致します。
京都アニメーションがまた作品を世に出せるようになる事を願ってやみません。
と同時に、
NHKを始めとする放送局各局の対応には憤りを感じずには入られません。

(ここ最近の被害者実名報道の一件ではありません)

いや今回の目先の真実は事件当初からそこかしこに出ていましたので、ご興味お有りの皆さまはご自身さまでネット等々調べてみると宜しかろうと思います。
何故そこを隠す必要があるのか?
気づいている人は気づいています。その隠された部分にいろんな事があるんだろうなぁと。




シュタインズ・ゲート・ゼロ
キービジュアルを見て、ズラーッっと女子がいたのでハーレムモノかなとは思ったのですが、カドカワだったので拝見致しました。


◎あらすじ◎
いくつもの世界線を巡る無限の彷徨。
その過酷な旅の中で、岡部は紅莉栖を死の運命から救い出す事を、ついに諦めた。
そして、再び大学に通い始めた彼は、平凡な日常に埋没していく。
それでも心の傷を癒しきれず、メンタルクリニックへの通院を続ける岡部の中でいつしか
白衣をまとった「鳳凰院凶真」の顔は封印されていた。

TVアニメ「シュタインズ・ゲート・ゼロ」公式サイトより抜粋


いや確かにハーレムモノではあったのですが、ラッキースケベ的な展開とかもあったし。
しかし面白かったの一言に尽きると思います。
本作は前作シュタインズ・ゲートの続きで2期という捉え方で良いかと思いますが、当方はその1期は見ておりませんでしたけども、
内容的に説明がややこしくなりそうなのにと言いますか、わりとすんなりと入り、続きが気になり一気に見たという具合でした。
説明がややこしくなりそうながら基本の設定が秀逸で、主人公がヒロイン2人の内どちらかを選べばどちらかが死ぬという、、、、
いや、よく考えたなぁと。
究極の選択を主人公はしなければならないのです。
そのどちらかが死んでしまう世界を根本的に何とかしようと、主人公は何度も何度も時間を超えて選択を繰り返します。
なので例えばAを選ばなかったBの世界があって、AからBへ突然飛んでしまったりという事も描かれるのですが、最終的にAならAを選んだ世界で全てを救おうと決心して向かってゆくところが良かったです。
主人公が何度時間を遡り選択をしても全ての記憶を保持している事により、何度繰り返しても望む良い結果にならない事で一旦気持ち的に擦り切れてしまうのですが、そこから這い上がってゆくというのも良い作りだと思います。
当方はパラレルワールドの考え方には否定的なのですけども、自分の選択した世界は一つでその責任の元に自ら努力してゆくという作りだったので、抵抗なく見る事が出来たと思います。
絵は最初、苦手なタイプかもと思ってはいたのですが、丁寧に描かれているのが好感持てましたし、戦闘シーンも良く描かれていますし、そして見てる内に慣れたという。
音楽も良かったし、いや、面白かったです。
ハーレムものはここまで面白くなったのだなぁと感嘆の念につきました。
バカの一つ覚えのような内容のアイドルものは見習って頂きたいですね。


天狼 Sirius the Jaeger
生き別れの兄さんがなんだかんだ言いつつも「世話のやける弟だ」と言って飛んで助けに来るのが可愛らしくてツボだった。


◎あらすじ◎
昭和初期 帝都、東京
尋常ならざる気配を纏う者たちが降り立つ
魑魅魍魎が跋扈する帝都、東京
永き星霜から目覚める匣
宵闇に蠢く吸血鬼
漆黒の帝都を疾る狩人
新たに刻まれる人狼譚
復讐を誓った青年と
聖櫃技 “天狼の匣” を巡る
因縁の死闘の行く末はー


TVアニメ「天狼 Sirius the Jaeger」 公式サイト 本PV-Main Trailer-より抜粋

物語がよく作り込まれていました。
いくつもある伏線がちゃんと全て最終回に向けて鮮やかに回収されてゆく様が美しかったといいますか
要素が沢山あるという事でこちらもちょっとややこしくなりそうではあるのですけどもちゃんと判り易くありつつ、物語を魅せてくれるストーリー展開で飽きる事なんて皆無でした。
人物も丁寧だし、戦闘シーンもちゃんとしっかり描かれていたし、背景も丁寧で綺麗でした。
たまに見かけるCGも変ではなかったです。
劇中音楽も面白かったと思います。
映画クオリティといっても過言ではないのではないのでは?
物語も絵も美しかったです。
シュタインズゲート は続き物だし見る人を選ぶかもしれませんが、こちらは万人ウケするタイプだと思います。
ホントに実際にご覧頂けると良さが解るというか、なので感想での細かいネタバレはなるべくしないようにしたいのですが
只の復讐劇ではなくて、色々な要素が美しい話です。





殺戮の天使
ヒロインが主人公に殺して欲しいと懇願するところから始まり、登場人物は殺人鬼がほとんどというぶっ飛んでいるといいますか、意欲作。

◎あらすじ◎
ビルの地下の最下層で目を覚ました少女、レイチェル。
彼女は記憶を失い、自分がどうしてここにいるかさえ分からずにいた。
地上を目指し、ビルの中をさまよう彼女の前に現れたのは、顔を包帯で覆い、死神のような鎌を持った殺人鬼ザック。
「お願いがあるの…お願い、私を殺して」
「一緒にここから出る手助けをしてくれよ。そしたらお前を、殺してやるよ。」
二人の奇妙な絆は、その “誓い” をキッカケに深まってゆく。
はたして、ここはどこなのか。二人は何の目的で閉じこられたのか。
彼らを待ち受ける運命とは。密閉されたビルから脱出する二人の決死行がはじまった……!

TVアニメ「殺戮の天使」 公式サイト introductionより抜粋

内容的に好みが分かれるのかなとは思うのですが、ただ人を殺すだけの物語ではなくて
 “殺せる” という事はその前に “生きている” という状態があるから “殺せる” 訳です。
登場人物の心の状態・動きが物語の主軸となり展開もしていくのですが、そういう話って実際映像にすると上手く魅せる事が出来てない場合も昨今では見かける訳なのですけども、本作はよく作られていると思います。物語の見せ方が上手いです。
また、特筆すべきは音楽だと思います。
場面場面や登場人物の心情ピッタリなBGMだったし、OP・EDも物語にピッタリです。
ここまで作品にピッタリだと思う音楽は出会えていなかったと記憶しておりまして、いや、秀逸だと思います。
それとダニー役の桜井さんの変態っぷりが凄かったですね〜
桜井さんは先述の天狼で弟思いのお兄さん役で好演をされているのですけども、そのギャップを考えると凄いなぁと
また新たな扉を開かれたのではないでしょうか。
人物、背景、戦闘シーンの動きも丁寧・綺麗でよく描かれていました。
たまに出てくるCGも不自然さは特には感じなかったです。
面白くて、TV未放送分の13話〜16話は(ネットで有料視聴したのですが)あまり瞬きもせずに口を開けたまま視聴しており、目と口の中が乾いてしまったといいますか。
息つく間もない物語の進行具合といいますか。
最終話付近が有料でも見る価値あると思うんですよね。
願わくば選り好みをせずにご覧頂きたい。
面白かったです。




アンゴルモア元寇合戦記
絵巻物の古い紙のような質感がフィルターのように映像全編にかかっています。
絵巻物を表現したのかもしれません。


◎あらすじ◎
これは、今まで語られなかった歴史の断章
諦めない勇者たちの物語。

13世紀。モンゴル帝国はその版図を東西へ一挙に拡大。
後世ノストラダムスの予言書を研究する歴史家たちはこう唱えた。
「モンゴル―それは”世界を滅ぼす大王(アンゴルモア)”の出づる地である」と―
そして、モンゴル帝国の勢力が日本へと向けられる。

1274年、文永の役。

中世日本を揺るがす大事件「元寇」を斬新な視点で描く本作は、
率土の地・対馬で、圧倒的な勢力に対し、
逃げ惑い、抗い、奮起し、立ち向かった人々の姿を描く。

全てを失い罪人となった朽井迅三郎を筆頭に、
それぞれの「一所懸命」を貫く彼らの葛藤と覚悟の戦いが幕を開ける!

TVアニメ「アンゴルモア元寇合戦記」公式サイト イントロダクションより抜粋

アニメとしては画面全体に絵巻物を彷彿とさせるようなCG処理がされており、巌窟王を思い出します←古
人物の絵も気合が入っていたし、戦闘シーンも気合が入っていたと思いますし、声優さん方の演技も気合が入っていたと思います。
引きの絵になった時にたまにデッサンも取れてないグデグデ絵になっていた所が残念ではあったのですが
引きの太刀回りが自然でよく描かれており、引きをしっかり魅せておいて接近戦では大きなモーションをより迫力的に魅せる時に上手く視聴者の想像で補うといいますか、戦闘シーンの魅せ方が上手かったですね。
よく勉強をされた事と思います。
そして音楽、こちらもBGMが場面場面でよく合っていました。バリエーションも豊富で音楽だけでも十分聞く事の出来る内容ではないかと思います。
なんといいますか、
日本にもこういう事があった、いえ度々あったというのはあまり世の中に出ていないのでしょうかね?
いやでも、よくアニメ化に踏み切られました。
ですので当ブログでも少々書かせて頂きますけども、
日本のお隣の半島にお住まいのせめてアニメファンの方々にだけでもお願い致したい。
どうぞ、ご自身の国の歴史を根本から見直してみて頂けませんでしょうか。
国家にとって都合の良い物だけしか勉強させてもらえてないのだろうなという事が痛々しい程までに誰がみても明らかであるのに、一般の方々が “歴史認識” とか言っている様は、滑稽を通り越して哀れみの念さえ抱かざるを得ません。

例えば、朝鮮半島に近い日本の島では昔からこのアニメに描かれた事は度々起こっていたそうで、村が破壊され男性は皆殺しになり木の枝に吊るしかけられて森は木から血が滴っているという様だとか、村全体が村人も含めて焼き殺されるとか、更に婦女子は拉致られるわけですけどもその際の描写がアニメでは描かれていませんでしたし、原作未読で確認は出来ていないのですけども、掌に穴を開けられてその掌の穴に縄を通すのだそう。何故かというと、絶対に逃げられない様にする為。朝鮮半島の侵略者はそこまで徹底して逃げられない様にして婦女子を性奴隷にする事に必死だったという事なのでしょう。

どうでしょうか、朝鮮半島に程近い日本のたったこれぽっちの領土の部分だけでも朝鮮半島では正しく教えられてないのではないでしょうか。

これが今まで朝鮮半島で関わった国の全てとなるとどうなるでしょう、といいますか国外で起こった事でさえ真実は教えられていないのです。朝鮮半島内となると予想を外する程に隠されている可能性がありますよね。

いつまでもいわゆる特権階級のドス黒い掌の上で踊らされ続けるのみで、本当に皆さんはそれで良いのでしょうか。
と、話はやや逸れましたので戻しますが、時代劇好きの方々におススメ出来ると思います。


Free!ーDiv e to the Futureー
1・2期と視聴しておりますが映画は見ておりません。
映画の内容は結構無理やりねじ込んだ感が否めませんでしたが、全部通して見れば何とか繋がるというところなのかな。

◎あらすじ◎
燈鷹大学に入学した遙。
水泳部では新人戦に向けて練習が始まろうとしていた。
そんな折、遙は中学生時代のチームメイトである旭と再会する。
ともに上京していた真琴も交え、喫茶店で当時の思い出を語り始める遙たち。
話題はもう一人の中学時代のチームメイトである郁弥のことだった。
関東の大学1年生が出場する新人戦当日。遙はフリー100Mでデビュー戦を飾ることに。
同じレースには旭も出場しており、遙と旭は数年ぶりのフリー対決に火花を散らす。
接戦を制したのは遙だった。
そんなレースを冷ややかに見つめていた日和はぽつりと呟く。
――「なぁにあれ。ただの郁弥の劣化コピーじゃん」と。
試合が終わり遙と旭は互いの健闘を称えあった。
そんな遙の視界を過ぎったのは、
今、まさに目の前を通り過ぎようとしている――郁弥の姿だった。

TVアニメ「Free!ーDiv e to the Futureー」公式サイト 第1話より抜粋

1・2期に比べるとデッサンの狂いが目立ち、また若者のほとんどの顎が尖っているのが謎でした。
人の顔をよくご覧ください、どんな人でも尖ってはいません。リアル系の絵で攻めるならその辺りもよくお考え頂きたい。
ただ頑張って描いるのが見受けられ、EDなどはソレが如実に現れています。
昨今の歌の部分が主題となっているアイドルアニメでは、主題部分の歌に堂々とCGを使ったり、手抜き動画だったりといいますか、そんなに描きたくないならアイドル歌ものアニメを作るなよ!という具合の物がハッキリ言って多い中、
アイドル歌ものではないのに登場人物たちのダンスシーンなど拘って、全体シーンの沢山のキャラが動いているような場面でも、手抜きのない見せ方で丁寧に描いているというのが感じられました。う◯プリ1・2期の頃には到達はしておりせんけども、伸び代が十分に感じられると思います。
内容的には日和が遥に意地悪をしている辺りで見るのをやめようかと思ったのですけども、最後にはFree!らしい爽やかなまとまり方をしていて安心したと言いますかなんと言いますか。
今後の内容が恐らく来年のオリンピックに合わせての進行とそういう内容だったんだろうなと思い、面白い事するなぁと思っていたのですよね。
それが、あのような事件がおきてしまって。
人が人前に絵を出しても恥ずかしくないある程度のレベルになるまでに、一体どれ程の努力をしなくてはならないと思っているのでしょうか。
正にそういう努力をなさっていた真っ最中だったのでしょう、京アニはちゃんと頑張っていました。
残念とか、そういう言葉ではとても表せるものではありません。

ですが世界のアニメファンが待っていると思いますし、見守っていると思います。


悪愚 ー天才人形ー
奇抜な色使いの奇抜なキャラクターが第一印象だったのですけども、深い内容だと思います。

◎あらすじ◎
平凡な少女、愛はどこにでもいるダンサーである。
親友である町とのダンサーとしての才能を見せつけられ落ち込む日々であったが、ある時彼女の才能の「秘密」を知ってしまう。
それは、邪な術方により掌サイズまでされた天才たち「悪偶(あぐう)」の存在である。
悪偶(あぐう)を持っているものは誰でも天才になれるのだ。
悪偶を作る「裁縫師」となってしまった町を救うべく、愛は裁縫師と代々対立してきた「救済者」となる。

TVアニメ「悪愚 ー天才人形ー」公式サイト STORY より抜粋

まず絵で好みが出てしまうのかもしれないのですけども、
確かに悪者は全体的に青いとか、特撮ものの悪役みたいな凄く変わったデザインとか、やりすぎ感はあるかと思うのです。それが良さと言えば良さにはなるかもしれませんが、深夜アニメ枠、つまり大人向けアニメだと思われるのにそういう部分で子供っぽさを感じました。夕方枠のアニメだと可だと思います。
物語的にも羅布が帰ったままとか、カルリチの正体が謎のままとか伏線が回収されていない部分も多かったり、
李純貞は最初から自身の親族を頼れば旦那を婿に出すことはなかったのでは?と思うエピソードが最終回に出てきて、2期に引っ張りたいのかもしれないがソレは構成自体の崩壊になるだけでは?といった具合に全体的に突っ込みどころも多い大アジな作りと言いますか。
しかし基本となる設定は面白いと思うのですよ、俗に言う天才とか今現在表舞台にいる人でも良からぬ事をして表舞台に公然と出ているかもしれませんよ?っていう事を想像させて、ねぇ?
それに丁寧な部分もちゃんとあって、愛と町に纏わるエピソードは丁寧に描いていますし。
なんでしょう、日本側のスタッフで色々と気を付けてあげたら良いのになぁと思うといいますかなんといいますか。
惜しいのですが感想は書いておきたいと思った作品なのです。



久々にアニメの感想をやりましたけども

実はこの記事は1ヶ月ほど前に出来上がっていたのです

ですがオニザワクエストを一本上げてからと思ったところ、中々オニザワクエストを書いている暇がなく公開が遅くなりました。

よって冒頭とこの場所はやや手を入れております。

なので京アニの被害者全氏名公開についてもちょっと触れておきたいと思ったのですが

少なくとも、

事件発生当初の重要な部分を隠してしまったメディアがどうこう言える立場ではないのではないでしょうか?

特にNHKですよ。

だから色々と判ってらっしゃる方々は特にご立腹されているのだと思いますよー

話を戻しまして、

今回はアニメ作品の各サイトからあらすじを転載出来たので良かったといいますか

いや、ちょっと前まではアニメ作品のサイトのあらすじって微妙な内容な事もあって中々そのまま使えない事も多かったのですね。

全部全部のあらすじまで自分で考えて書くとなると結構大変で、それもあって感想が遅くなっていたというのもありまして

前よりもちょっと楽できるようになったので、早めに12月終わりのアニメの感想も今更ながらですが書きたいと思います。


読んでくださった方に感謝を込めて。














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