多賀神社と熊野奥照神社と弘前八幡宮の狛犬は三つ共に1664年に奉納されており
年代・石質・大きさ・形状が同質で同一工房で作られたと考えられているため
三社共に弘前市指定の有形文化財になっているのです。
石材は福井の笏谷石で、日本海航路で運ばれた石ではないかと推測されているのだとか。
つまりこの三箇所の狛犬はご兄弟だという事ですね。
それでですね、
当ブログではまだ熊野奥照神社を詳しくご紹介していないので恐縮ではあるのですけども
弘前八幡宮が登場したので三箇所の狛犬を一堂に載せて一挙両得というか一挙全得してしまおう!
というカンジで、、、、
では多賀神社から ↓
二の鳥居前の階段を登る全然手前というところ
多賀神社の例の狛犬はあの長くて急な階段を半分くらい登った所にいらっしゃいます。
阿形 ↑
吽形 ↑
吽形はお眉毛が付け足されておりますね(汗)
因みにかれこれ3年前の写真でして、どんだけ出し渋ってんねんと言いますか何と言いますか。
次に熊野奥照神社 ↓
因みに熊野奥照神社も本殿が国の重文指定を受けております。
いづれ詳しく、また岩木山の神さまシリーズでもやると思われます。
そんな本殿前に例の狛犬がいらっしゃいます。
阿形 ↑
吽形 ↑
本殿は囲いで覆われているので囲いの隙間から撮らせて頂いたという具合です。
囲われてはいるのもも野晒しなので吽形が何といますか残念な事に(汗)
逆に運が付いているとも言いますが←(笑)
最後に弘前八幡宮 ↓
弘前八幡宮の例の狛犬も本殿前にいらっしゃられます。
阿形 ↑
吽形 ↑
弘前八幡宮も囲いの隙間から。
囲いの中+屋根の下という事で、最も状態が良さそうです。
一番近寄れるのが多賀神社の狛犬さんなので、物凄く寄って撮っているのでしょうかね?
そして何故か各所1枚はボケて撮れているという←(笑)
この頃の狛犬はモリエールカットが流行っていたのかなぁ?
1664年といえば江戸時代で四代将軍 徳川家綱の時代です。
なんというか、結構前ですよねぇ。
そんな時代に福井県からはるばるやって来なさった狛犬さんたち。
355年を弘前で過ごされて見守ってこられました。
弘前の風土はお気に召されているでしょうか?
読んでくださった方に感謝を込めて。
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