かみのけ座流星群と12月こじし座流星群☆彡2017年版

こぐま座流星群が、、、、

22日から23日へと日付が変わった頃に極大しておりました←事後報告
いや、
こぐま座流星群はなんといいましても
北極星のあるこぐま座なのでなんとかと思っていたのですけども〜
金井さんクルーの国際宇宙ステーション到着ハッチオープンイベントも〜
宇宙にロケットが各所で上がっていた話とかもしたかったのですけども〜
いやー
なんといいますかー
ブログまで手が回らなかったといいますか(汗)
という事で、
取り急ぎ年末にかけて活動中の流星群について触れておきます〜


☆彡かみのけ座流星群☆彡

☆活動期間 → 12月下旬 〜 1月下旬
☆極大詳細 → 12月26日

極大→活動期間中で最も流れ星が出現する時の事


☆彡12月こじし座流星群☆彡

☆活動期間 → 12月中旬 〜 1月中旬
☆極大詳細 → 12月30日

※出典:誠文堂新光社様発行 天文年鑑2017年版より


とりあえず、
26日と30日の各日日付変わって深夜2時で夜空コンディションを見てみますと ↓ 

☾月☾

・2017年12月27日 深夜2時

月齢 … 7.44

月出 … 11:41

月南中 … 17:40

月入 … 23:47


・2017年12月31日 深夜2時

月齢 … 12.44

月出 … 14:00

月南中 … 21:06

月入 … 12/31 04:20


26日は九日月で上弦の月がちょっと過ぎた頃、日付の変わる頃には月は西の空に沈んでおりますので問題なし
30日は十三夜で “後の月” といい、十五夜に次いで美しいなんて言われておりますけども何せ満月直前、しかし当該時刻には西の空に傾いていると、、、、

ん?
という事は新年明けて2018年は元日周辺が満月?
とか思ったら、
厳密には1月2日の11時24分が満満月でした

と、
話はそれましたけども
昔はですね〜
かみのけ座とこじし座の母天体は同じなのでは?なんて言われていたりもしたのですよ

なのでかみのけ座もこじし座も近い所といいますか、両方春の星座といいますか

つまり、

冬の今の始めの時期に春の星座が見易い高さまで昇ってくるのは深夜2時から3時という具合

しかーし、
後述致します通り
実はかみのけ座、こじし座共にそーんなに流れ星の数自体が多い流星群ではないのです
いつもより
(流星群がきてない普通の夜は一時間に流れ星は約10個流れていると言われます)
はちょっと多く流れてるかもね
という感じなのですけども〜
ですが、

かみのけ座は北の北極星のすぐ周りを回るかの有名な北斗七星のおおぐま座の直ぐ斜め下にあり


こじし座はおおぐま座の真下で逆疑問符の形をしている事で有名なしし座の真上、つまりおおぐま座としし座の間にあります


どうでしょう?
星の見えずらい東名阪等々繁華街を有する都市では “北斗七星の柄杓型のおおぐま座”  “1等星を有するしし座” を探して頂き
星の見えやすい地域ではわりと見つけづらい “かみのけ座とこじし座” を探して頂くというのは
それで探している間に両流星群共に火球も流れる事ですし流れ星が見れたらラッキーみたいな←(笑)
いや、
わりと忙しい年末年始の頃こそ
星空を眺める余裕を持ちたいものですよね

とにもかくにも、

各流星群共に日付変わって2時3時以降、
こじし座は月を背にして

という具合で、いもた的好観測日時とさせて頂きます


↓ かみのけ座流星群詳細情報

★1時間辺りの出現個数 → 5~10流れ星個

★流れる星の速さ → 速め

★ 流星痕 → あまり聞かない

★火球 → あるっぽい

※火球→流れ星の最後の末端に-3~-4等級よりも明るい爆発を伴う事の多い流れ星

★母天体 → 明らかにされていない

でも流れ星の流れ始めになる放射点が移動しているらしい

★かみのけ座の見つけ方

→流星群の名前が星座名になるのは
その星座付近に流れ星の流れ始めポイント=放射点があるから
故にその星座を意識出来た方が流れ星を見れる確率が増すというのがいもた理論
ですが単純に夜空にある星座を感じて頂きたくもあります

いもた的批准:ムズイ

東京地方で見つけるのは到底無理なくらいの暗い星の集団
しかし春の星座で北斗七星の下辺りなので北斗七星を目安に

↓ 12月こじし座流星群詳細情報

★1時間辺りの出現個数 → 5流れ星個

★流れる星の速さ → 速め

★流星痕 → 聞かない

★火球 → あり

★母天体 → 解明されていない

つまりこれから解明のチャンスが誰にでもあるという事ですよ

★こじし座の見つけ方

いもた的批准:ムズイ

暗い星で構成されているので東京地方では至難の技どころの話ではない
北斗七星のおおぐま座としし座の間に挟まれているので北斗七星を目安に


では本日も、
流れ星観測をされる皆さまの健闘をお祈り致します



読んでくださった方に感謝を込めて。


2017年12月4日2時32分頃撮影の本年最後の満月



ご意見・ご指摘・ご感想・お問い合わせが御座いましたらコチラのメールフォームをご利用下さい。