東北探訪!五所川原 立佞武多の館!(1)

前回、
弘前ねぷたをシーズンオフの時期に楽しもうという事で
弘前公園そばの津軽藩ねぷた村をご紹介してみましたけども
今回も冬休み直前企画という事で
五所川原市の立佞武多(たちねぷた)
をシーズンオフでも楽しめる

立佞武多の館

をご紹介してみたいと思います〜

では早速当ブログのテキトー地図をご覧頂きますと ↓ 
赤紫色で囲ってある辺りが五所川原市です

って、
お気付きの方もおられるかと思いますが
当ブログ名物テキトー地図がリニューアル致しました!
いや、
引っ越し合わせてちょっとオシャレに致しました←(笑)

※五所川原の立佞武多をご存じない方へ

弘前ねぷたと五所川原立佞武多の違い等々の説明記事はこの辺り ↓ 
過去の五所川原立佞武多を見てきましたよ記事はこの辺 ↓ 

そんなワケで五所川原の駅近くの
いわゆる昔から栄えている方といいますか
そちらに佇んでおられますのが ↓ 
立佞武多の館です ↑ 
いや、
上手く写真に収まらなかった高い建物なのですけども
その理由は後に譲りまして
入り口を入るとまず目に入ってくる
ながーーーーいマット ↓ 
過去の立佞武多をマットにされてしまっております!
 ↑ は『芽吹き心荒(うらさ)ぶる』
 ↑ は『不撓不屈』
いや、
この立佞武多の下にちゃんとねぷたのテーマタイトルが入っておりますので
(ちょっと見えておりますけども)
ご想像以上に長いマットです
マニアック!←(笑)

まず出迎えてくれるのが ↓ 
大きな太鼓の上にこれなた大きな人形型の組みねぷた

『三日月祈願 山中鹿之助』 福士裕朗


三日月に祈ってその後の一騎打ちで見事勝利した武将ですね
いやしかし、
この高さ加減が伝わりますでしょうか
立佞武多はこの高さから電線の普及とともに姿を消した幻のねぷたなのですが
1996年に市民が22メートルの高さで復元して
ねぷたのお祭りとしては1998年に約90年ぶりに復活させて
そこから20年という事ですね
それでこの高さのねぷたを収容する立佞武多の館は
高さ38メートル地上6階なのだそうです
今年の弘前ねぷたでは高いものでも9メートルちょっとくらいなので
なんといいますか、
とにかく高いのですよ←(笑)

それで、
この中山鹿之助から奥へと進みチケット販売所で入場券を購入し
有料ゾーンに入っていきますと
とりあえず4階までエレベーターで上がります
そこから壁沿いのスロープを徐々に下りながら観覧するのですけども ↓ 
お判り頂けただろうか?←(笑)
いや、
左手側に不動明王が見えておりますが
ここでは置いておいて
壁沿いスロープから向かって中心方向は吹き抜けになっていて
その4階ぶち抜き空間に立佞武多が展示収納されているといいますか
と、いいますのも
8月のお祭り本番の時には
この立佞武多の館からねぷたが出陣してゆくのでこのように ↓ 
廊下が開閉するという
大掛かりな仕掛けもみられる立佞武多の館でして
また、
壁沿いが、ちょっと写っておりますが
壁には数多くの五所川原立佞武多に関する資料がわかりやすく展示されていて ↓ 
 ↑これらはほんの一例
幻の立佞武多を復元するまでのご苦労などを想像する事ができます
コチラ ↑ はそんな資料の一部で
『佞武多観覧図』 蓑虫山人

幕末から明治期の五所川原立佞武多は
凄い高さだったという事が伺える資料なのだそう
蓑虫山人の資料まだございましたので
蓑虫山人ファンは必見です
コチラ ↑ にも福を呼ぶ金魚ねぷたが

では、
いよいよ五所川原立佞武多を!
、、、、と言いたいところですけども
この辺で続きます〜



読んでくださった方に感謝を込めて。




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