ヤドリギ 2017年

今回も前回に引き続きまして
春の岩木山のお話です ↓
前回記事『葉っぱは後光』のミズバショウの時期と同じ頃に
岩木山でよく見られるのがコチラ ↓
いや、
樹木は樹木なのですけども
よくご覧頂きますと
木の幹の途中に不自然に球状に枝が発生している箇所が見られますが
ソレをヤドリギと言いまして
近寄って撮ったのがコチラ ↓
ご覧の通り
樹木から普通に枝として生えてるようにも見えますけども
全体の樹木とはちょっと違った形状で
何といいますか、
昆布みたいぢゃないですか←(笑)
実は、
ヤドリギは他の樹木に寄生して成長する植物で
欧米ではクリスマスの時期モノといいますか
最近ではハリーポッターでその言い伝えが登場したのでお若い方もご存知でしょうか

そもそも、
昔々のヨーロッパでは薬草として使われておりまして
特に悪性腫瘍の処置に対して使われたりもするからか?
神話・伝承にも登場しますし
前述のようにクリスマスにも使われますし
そのように神聖な植物として扱われ
何といいますか、
故にちょっと魔術方面の香りなんかもするのですけども
ですが総じて、
太陽が東の空から昇って西へ沈み、また東の空から昇るように
そういう自然の循環といいますか
伝統とか、歴史とか、昔から続く人の営みとか
そういうものの中に込められる人の思いは受け継がれてゆく
そんな意味も見え隠れする植物だなと思っておりまして
それは花言葉にも見られれ
って、
一見昆布みたいな寄生植物にも花が咲くのですよ←(笑)
そんなヤドリギの花言葉の一つにあるのが
『困難に打ち勝つ』
岩木山とヤドリギ ↑

なんといいますか、
昆布みたですがロマンチックな植物だという事で←(笑)



読んでくださった方に感謝を込めて。


そんなこんなで
無理やりヤドリギの下に岩木山を入れてみました ↑



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