津軽観桜会ツアーズ2017 〜八坂神社

『津軽観桜会ツアーズ2017 〜今再びの最勝院』
前回記事 ↑ では最勝院 五重塔のベニシダレとエドヒガンを見てみましたけども
実は、
同じ敷地内といいますか直ぐお隣のスペースに
八坂神社が御鎮座されてまして ↓
前回のエドヒガンの斜向かいに
最勝院の山門と並ぶように赤い一の鳥居が見られます
石の二の鳥居 ↓
ご挨拶しましょう

八坂神社の神さま、御機嫌よう〜!

実は実はコチラの八坂神社、
『津軽一代様』で羊・申年ご担当の大円寺と一緒に
そもそも “牛頭天王” を祀って津軽の各地を移転しました寺社でして

当該寺院の当ブログ登場過去記事はコチラ ↓
『初詣2015 〜一代様の寺巡り(2)』

明治時代以前はこの地に大円寺と共にあったのですが
明治時代の神仏分離令の時に大円寺は ↑ の大鰐に移り
その時にコチラは八坂神社となります
そーれーでーですね、
最勝院は色々と大円寺から引き継ぎまして
大円寺の本堂 → 最勝院の護摩堂
となっていて
その現最勝院の護摩堂に
そもそも八坂神社の前身で祀っていた牛頭天王がいらっしゃられる

そうなのですけども

実は実は実は、
当ブログオーナーが最勝院と八坂神社を訪問させて頂いた時に
その護摩堂の扉が開いていてですね
牛頭天王にお目にかかりましたー!←(笑)
それがコチラ ↓
恐らく奥におられる? ↑
ご挨拶しましょう

牛頭天王さま、
本日は訪問させて頂きありがとう御座います!


お足元に見ざる言わざる聞かざるが ↑
となれば、
どちらかといえば青面金剛?
いずれにしろ、
帝釈天とか庚申塔とかがチラチラするので
ちょっと調べていたら
『祇園牛頭天王御縁起』という文章の内容が

この時

に登場した
蘇民将来の『備後国風土記逸文』と似ていまして
しかも『祇園牛頭天王御縁起』の続きには
いわゆる浦島太郎の竜宮伝説に似た記述はあるし
しかも牛頭天王が娶られたのが八大龍王の娘 → 奇稲田姫といいますか
つまり、

牛頭天王 = 青面金剛 = 帝釈天 = 素盞嗚尊

と、なりそうかもですね
更に

帝釈天 = インドラ = 雷神 = 菅原道真

も有るのかな、と
なんでしょう、、、、
この “岩木山の神さま” の答え合わせ感

って、
今回は桜見物でした!
桜話に大急ぎで戻りまして、
この八坂神社の境内にこれまた御見事な桜が御座いまして ↓

コチラのソメイヨシノ(たぶん)
樹齢などの情報が全く見かけないのですけども
凄い樹で ↓
上の全体像の幹を拡大したもの ↑
結構太く、良い感じにアジがあるのですよ
樹齢50年はあるのではないでしょうか
↑ の反対側から ↓
反対といえば、
先ほどは八坂神社の拝殿を正面にご挨拶致しましたけども
反対に八坂神社拝殿側から撮ったのがコチラ ↓
コマくんの後ろ姿に、鳥居に、、、、
五重塔が見えるという
なんとも不思議な景色ですねぇ



読んで下さった方に感謝を込めて。



なんとかこの桜の詳細が判ると良いのですが ↑
それから、
先ほどの牛頭天王についてもう少し言いますと
牛頭天王が背負ってらっしゃる後光といいますかが
8本の線で8分割
円の中にクロスが二つといいますか、ねぇ
ケルト信仰で捧げられた車輪タラニスと同じ形ですよねぇ
まぁ、
それはまた別のお話で


津軽観桜会は続きます〜


◎2017年6月8日追記◎
八坂神社基礎情報的な
“八坂神社に主に祀られる御祭神さま”
について端折ってしまってましたけども
当該神社敷地の説明看板がコチラ ↓
主に素盞嗚尊ご夫婦がいらっしゃる事が多く、、、、
って、
最後に連ねているのが菅原道真
(当該八坂神社の御祭神を全部理解してないで話を進めてました)
びっくりした、、、、
と、とりあえずついでに
最勝院の護摩堂前のコマくん写真も載せてみます ↓
前脚?が欠けてしまっているのですが
ひょうきんなといいますか良い笑顔のコマくんです



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