2017年春の前終わりアニメ忘備録大会

もうスッカリ、
季節は春が過ぎ東京地方では何やら既に夏の気配がしておりますけども
本来ならば、
春が始まる前に書き綴っておきたかった
2017年の春の前に終了したアニメの感想といいますか
当ブログ的忘備録として
箇条書き的に残しておきたいと思います〜

とはいえ、
アクマでも当ブログオーナーが視聴した範囲で書き記しておきたかったもの
更に今回につきましては、
箇条書きの忘備録にしましては個人的に力が入り過ぎて若干長めです(汗)



・青の祓魔士 京都不浄王編

6年前のアニメ1期、劇場版を挟んでのアニメ2期

サタンの落し子だという事が判った主人公が人の側に立って戦う事を決意し
紆余曲折を経ながら周囲の人々との絆を深め成長していく様を描く
学園ファンタジーの京都編

アニメ1期視聴、原作単行本を発売日に購読しているクチといますか
ですのでまさかのアニメ2期、それはそれはそれは楽しみにしていました
ラジオも漏れなく拝聴させて頂き、、、、

期待以上でした
1期の時から京都組の京都弁に不自然さは全然なく感じておりましたが
京都を舞台にした本作、
圧倒的に登場人物は京都弁を話す人が増えたわけですけども
どちら様も全然自然、更に方言を使った上で良い演技だったと思う事が多かったです
そんな声優さんの演技で印象深かったのは雪男役の福山さんかな
いや、
雪男は京都の人ではないのですけども(汗)
特に戦闘シーンでのセリフの臨場感が在りまくりで凄かったなぁと
最終回後に原作を読み返してみたのですけども
雪男のセリフで福山さんの表現を思い出すといいますかピタリとハマるといいますか
原作に “色をつける”といいますか “立体にする” というのは
こういう事かと思ったといいますか
画でいいますと、
人物も丁寧でしたし
背景も描き込み具合が凄くハイクオリティで絵としても美しかった
何処も綺麗でしたが特に、
京都出張所の地下牢の古い木にシミまで描かれていたのには度肝を抜かれました
CGも時々使われていたのですけども
そのCGが不自然ではなく、画とマッチしていて
綺麗だったといいますか面白かったといいますか
CGクリエイターさんがセンスの良い方なのかな〜
印象に残る面白いBGMも多かったですし、
オープニング曲につきましても、内容や使われた音も作品と合っていて良かったなと
また、
原作の再現率も高く原作を大切にして作って下さった事をヒシヒシと感じ
原作ファンとしてこんなにありがたい事はなく
日本のアニメーション作品として大変に内容の良い見応え有りの作品だと思いました
ご存知ない方には是非お勧めしたい作品です

更に、
最終回を拝見しまして
もしかしたらこの先の原作の続きも作って下さるのかなーと
だとすると次は出雲編でしょうか
出雲編は特にラストへの流れが秀逸だと思っておりまして
なんといいますか、
とにかく内容が良いのですよ〜
それで今期、
声優さんで代役の方がいらっしゃいまして
(この ↑ 場合はご病気療養の為の代役なのですけどもこの場をお借りして
奥村兄弟の父役・藤原さんのご病気が癒えますように願っております)
なので、
そういった声優さんの代替わりなども鑑みて頂く事も含めて
この良い内容に確実に見合う再現、若しくは超えるものという形にして頂きたい
そして!
その次にも繋げて頂きたく、いや、
その次が青森・十和田湖が舞台と思われるシュラ編なので←(笑)
ですので、
出雲編のまた先も見越して十和田湖の観光協会の皆様等、
集英社や青の祓魔師の公式HPやTwitterに
要望をお送りされるなどされてみては如何かと←気が早い(笑)
いやでも、
ラジオでもお話されておりましたが
応援する気持ちが高ければ高い作品程、アニメ化する可能性が高くなる
コレがフツウの
昔から日本の漫画アニメ業界に在ったアニメ化の在り方ですよね
だから作られるアニメ作品の内容も高いものともなるといいますか
と、少々話が逸れましたが
実際に行動する事が何よりも大事といいますか
実際に行動したからこそ、何かしら得られた時に感動をする事が出来る
実際に行動したからこそ、得られずとも感動を得る事が出来る
だから個人それぞれが行動して体験することは素晴らしい事で
(勿論、法律の範囲内・ルール・マナーの叶うところでのお話です)
と、また話が逸れましたが
実をいいますと出雲編に続き、もちろんシュラ編もそうですけども
シュラ編のその次もアニメ化したら面白いのになぁ
とか思っている今日この頃でございます

※ ↑ 感想ではなくなっている(笑)



・3月のライオン

幼少時に自分以外の家族を事故で亡くし天涯孤独となった主人公は
自分が生きる為に中学生で将棋のプロ棋士としてデビューする
そんな中で様々な人との出会いや繋がりを通しての
主人公の心の軌跡が丁寧に、絵本をめくるように展開する

今更なお話なのですけども、
アクマでも個人的にですけどもこちらの監督さんの過去作品を
最後まで拝見した記憶があまりなかったので
実は視聴を迷っていたという経緯がありまして
しかし原作さんの過去作品は拝見してましたし
1話を拝見し、続けて見れそうだなーと思い拝見し続けていきましたら
話数が進む毎に
背景、人物、画面構成、CG効果、効果音、BGM等々等々
どんどんと良くなっていったと思ったといいますか
いえ、
ただ良くなったというと語弊があって
個性的に、
印象的に、
しかし雰囲気良く、
特に画がなんといいますか
パステル・クレパス画が動いているようなといいますか
主人公の感情に沿って色々な場面がありますが
喜怒哀楽、柔らかでも激しくてもどんな場面でも美しい画だったといいますか
ホントウに見て良かったと思った色んな意味で新しいアニメと思うといいますか
芸術的センスが高い作品といいますか

個人的には、
主人公よりも全然年上ながら将棋の技術を磨いてもいなければ
そういう努力もしていない対戦相手との対局が終わった後の夕方に
対戦相手から言われた言葉に対し押さえる事が出来なかった激しい感情の夕方の表現
(物語の前半に登場)
と、
プロの棋士として精進しながら高校にも行って
一人暮らしで自分が生活するための細々な仕事もこなす苦学生の主人公が
無事に高校一年生の単位が取れた終業式の夕方に
高校の先生がかけてくれた言葉に対するホッとするような優しい感情の夕方の表現
(物語の後半に登場)
の、対比が素晴らしかったなと

それから特筆しておきたいのが
主人公がお世話になる川本家の次女・ひなた役の花澤香菜ちゃんの演技には
ここのところ、先述の青の祓魔師でもそうでしたが
泣かされっぱなしであります

再放送がされているようですので今からでも追いつけます
そしてこの先も制作されるという事ですので
楽しみにしたい作品です



・機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ

2015年10月に始まったガンダムシリーズの2期

長い平和が続いた世の中は二極化が進んでいた
貧困・差別に晒される所謂下層の子供達が決意し立ち上がり
所謂汚い大人に一泡吹かせて、のし上がっていったその先に待ち受けるものとは

1期も楽しみに拝見しておりましたが最終的に2期で50話
いや〜
やはり50話あると見終わった後の見応え感といいますかが違いますよね
これは50話でみても
物語が良く組み立てられていて抜け目なく面白かったからなのでしょうね〜
また先述の話なのですけども
青の祓魔師は12話でよくまとまっていた物語でしたが
こちらは50話と長くてもよくまとまっていた物語だったといいますか
50話の作品というのがもっと出てきても良いのではないかと思いました
よくまとまっていたといいますのは
毎回毎回わりと予想がつかない展開になり
しかし気がつけば伏線はしっかり回収されているといいますか
といいましても2期は
「死亡フラグが立ってるなぁ」と思った後に予想通りに
登場人物がお亡くなりになる事が多かったのですけども
でもその死の一つ一つに意味があって
特に納得出来ないという事ではなくて
あと、
1期冒頭から登場する主人公サイドの声優さんは若手の方が多かったですけども
最後頃はしっかり良い演技をされてましたし

子供・少年がガンダムに載って戦う
という話は今までのガンダムにもありましたが
今の現実の社会情勢なども結構反映されていなくもなくといいますか
劇中に起こる事件に対して感情をリアルに感じるといいますか
見た人の心に確実に何かを残す作品といいますか
もしかすると人物の絵に好きずきあるかもしれませんけれども
物語が進むにつれ人物も背景も上手くなられた印象もありますし
食わず嫌いをせずにご覧頂きたい作品です



・ACCA 13区監察課

13区からなる王国で
王の代替わりに便乗して行われると誠しやかに噂されるクーデター
13区監察課の副課長である主人公は自身が気がつかない内に巻き込まれてゆく

こちらも独特な画といえば独特な画かもなのですけども
画は画でも背景がキレイですし
キレイといいますか、かわいいといますか
王国の名前が “ドーワー” という事もあるのか?
まるで海外の童話の絵本のような背景で、色感もキレイでして
なんといいましても、
本筋の物語がしっかりしていて
本格的組織ミステリー?サスペンス?といいますか
そして12話でしっかり魅せている物語といいますか
と、いうように
ちょっと特徴を書き出してみましても
独特なといいますか、目新しい世界観の作品といいますか
見ていて楽しかったですね〜
ネット配信等ありましたら、ちょっと試しに、見てみて頂きたい作品です



・昭和元禄落語心中 ー助六再び篇ー

2016年年頭に放送されたアニメ1期の続編2期

飽くまで落語に取り組んできた落語家 有楽亭八雲を取り巻く
人間関係に纏わる悲喜交々

1期に続いて人物・背景が綺麗丁寧、ベテラン声優さんの演技も光り
、、、、ですけども
1期の初見時に比べるとどうしてもインパクトが薄れ
時々使われるCGでも不自然な部分が気になったりしてまして
そうこうしている内に
2期後半でこの物語の根幹部分の種明かしといいますか回収が行われるわけなのですけども
といいますか、
この物語は現実の日本に相当リアルに寄せて作られており
物語も現実的な風に進行していくとお断りした上で
物語ならではの回収方法といいますか、それにぶっ飛んだワケです
なるほど、
こういう構成だから2期も作られたのですね
なんといいますか、
人間、今生の生きている人生だけが花というワケではないかもしれないよ
だからこそ、今の瞬間に何を選択するのかがとても大事なのだと
今昔の人間関係の色々や落語などを真剣に魅せつつ、そういった事まで描きこまれた
緩急小気味好い作品といいますか、面白かったです
是非、
1期・2期を通してご覧になられる事をお勧め致します

ちょっとここで特筆しておきたい事には
1期のおりから、
当ブログでは本作品において “ベテラン声優さんの演技が光る” と書いてましたが
五代目有楽亭菊比古役の小野友樹さんにつきまして
小野友樹さんはどちらかといえば若手の方ですけども
この作品に限らず、
「この声、あんまり聞き馴染みないけど良い演技だなぁ」
と、EDでテロップを確認すると小野友樹さんである事が多く
(もしくは他の声優さんの声・演技と聞き間違える)
そんな事がもう、何度もありまして
コレは別に当方が特段、小野友樹さんの声と演技を聞き覚えていない訳ではなく
何がいいたいかといいますと
いつも全然違う演技をされていると思うといいますか
演じる役によって演技の雰囲気まで変えられているのかと思ったといいますか
いや、
凄い若手声優さんが出てきたなぁと思う今日この頃です



・ナンバカ

テレビ放送されたアニメ1期から引き続いてネット配信されたアニメ2期

脱獄を繰り返す囚人の主人公が最終的に送られた最強の監獄で巻き起こる
ドタバタハートフルコメディ

アニメ1期は
初回を拝見した際に物語の展開がなんとなーく予想できたという事があって
2話以降は録画せず
10話頃にどうなったかと再び見てみたら予感した上に予想外の展開が起こっていて
面白くなりそうな予感が致しまして
2期は欠かさず拝見させて頂いたという経緯です
画が日本のアニメではあんまり見ないようなテイストで特徴的
声優さんの配役も考えられており
1期から2期の終わり頃を思い返し比べてみれば若手の皆さまの成長もよく見られ
良い内容の面白いアニメだったなぁと
1期、2期共に物語が途中になっているので
続きがあれば是非欠かさず拝見したいです



・spirit pact

中国で描かれた作品を原作に中国で製作されたアニメ、を
日本の声優さん方にて吹き替えて日本で放送された珍しくも挑戦を感じるアニメ

落ちぶれた除霊師の家系の主人公が交通事故で死亡してしまった事により
自身の本当の能力や運命と向き合ってゆく

アクマでも個人的な見解なのですけども
ディズニーがもう手描きのアニメを制作しないのであれば
手描きアニメの激戦区、並びにトップは控えめに言ったとしても恐らく日本なワケで
そこへ勝負を挑まれたという事が、
特に国家間的な色々が思い巡らせざるを得なかったりもするかもしれない中で
中々の勇気や決意がいる事だったのではないかなと慮られ
敬意を表したいといいますか
個人的には、
1話の主人公の設定になんだか妙に説得力が感じられ
全体的に登場人物の思い等も中国の皆さまが抱かれている思いだったりするのかな
と考えられたりもしまして、まぁそれは邪推だと致しまして
なんといいますか、
日本の漫画・アニメ・ゲームを好きな人が作って下さったのだなぁ
というのが強く感じられ
そういう部分も日本の漫画・アニメ・ゲームファンとしてはありがたいなぁ
と素直に思うといいますか
でも、それだけではなく毎回予想外の事態が起こるといいますか
最終話付近には画も安定し面白かったなーと
続きもありそうですので是非また拝見出来る事を期待したいです



読んで下さった方に感謝を込めて。


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