東北探訪!冬の雪の灯籠たち(1)

気が付けば、
節分も過ぎて立春もスッカリ過ぎ去って
春一番が吹いたところも御座いますので
どうも暦的には春が来そうな具合になってきましたけども

日本の北の地域はまだまだ冬でしてねぇーーーー

というコトで、
青森県は弘前市弘前公園にて
2月9日〜11日の日程で行われました
弘前城雪灯籠まつり

の模様をご紹介してみたく思います〜

今回は灯籠というコトですので
やっぱり灯りが点いているところが良いかなーと思ったので
弘前公園の冬の夜の模様が中心です

では早速コチラ ↓
太宰治『津軽』に登場する弘前中央高校の向かえの中央高校口
を飾っていた灯籠がコチラ ↑ でした
コレが雪灯籠といいまして
簡単にご説明いたしますと、

雪で灯籠を作って
灯籠の窓にねぷた絵がはめ込まれており
中に灯りが点いております


コチラは基本的なといいますか
昔ながらのといいますか
そういうバーシックな灯籠となるかと
それからやはり写真ですと大きさが伝わり辛く
そーんなに大きく見えないというのが悩ましいですけども
大きさは大体、
1m50cm〜2mくらいのものが多いでしょうか
何分、
人の手で一つ一つ作られますので
大体人の背の高さくらいのものが多くなるという具合なのですけども
“雪で灯籠を作る” といいますのは、

1) 作りたい灯籠のサイズよりも若干大きい板など4枚を
灯籠設置予定の場所に立てて四角形を作り
2) その中に雪をとにかく詰め込んでまず雪の四角柱を作ります
3) 灯籠の設計図を四角柱に書いてゆき
4) 彫刻を作るように慎重に削りながら灯籠の形を浮き出させます

いやー
津軽の人々って冬はヒマなの?
とかいう事では別になくてですね←(笑)
昔から市民参加で公園に雪灯籠を作ってお祭りにしていて
そういう文化だという事でしょうかね

といった事を念頭に置いて頂きまして
幾つか雪灯籠を見てみましょう ↓

※以降、
各雪灯籠の制作団体様のお名前のメモを取り忘れてしまいました
大変申し訳ございません
ですが、恐縮なのですが紹介させて頂きたく
それぞれに制作された市民の皆さま方がいらっしゃるという事も
是非念頭に置いて下さればと思います
不都合等御座いましたらお手数おかけしますがご連絡下さい
中央高校口の雪灯籠は多分、弘前市で作られた灯籠かと
進化系雪灯籠でねぷた型ですね ↑
弘前藩時代から引き継ぐ弘前市の市章とりんごも
コチラ ↑ は本当にリンゴ型
多分、
上方のりんごの枝の部分が難しいのですよ

雪灯籠の変化進化はドンドン進み、、、、
シャチホコを発見 ↑
口がちゃんと開いているところがスバラシイですね

そして原型は何処かへ旅に出られたようで、、、、
スフィンクスでしょうか ↑
大変に愛嬌のあるスフィンクスです

次回、
更に進んだ雪灯籠に迫ります←(笑)




読んで下さった方に感謝を込めて。





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