また続きモノ中です〜
前回では、
弘前市は鬼沢の鬼神社境内で
真っ裸に近い状態で冷水の溜まった樽に身を沈める男性の方々が多数あり
ソレは水垢離(みずごり)といい
水に浸かる事で穢れを祓い禊ぎをして神さまになる
鬼沢に伝わる裸参りという行事=お祭りの一環といますか、、、、
といった具合のご紹介でしたけども
さて、
極寒の最中にわざわざ真っ裸で冷水に何度も浸かり見事 “神さま” になった皆さまが
それからどうしますかといいますと、、、、 ↓
前回では、
弘前市は鬼沢の鬼神社境内で
真っ裸に近い状態で冷水の溜まった樽に身を沈める男性の方々が多数あり
ソレは水垢離(みずごり)といい
水に浸かる事で穢れを祓い禊ぎをして神さまになる
鬼沢に伝わる裸参りという行事=お祭りの一環といますか、、、、
といった具合のご紹介でしたけども
さて、
極寒の最中にわざわざ真っ裸で冷水に何度も浸かり見事 “神さま” になった皆さまが
それからどうしますかといいますと、、、、 ↓
カクカクしかじかコレコレうまうまで
当ブログオーナーは一の鳥居前に陣取っておりましたところ
一の鳥居前に人集りが出来てきました頃に
神社境内の方から
岩木山神社のお山参詣で、参拝者が参拝時に唱える登り唱文
が聞こえてきました
お山参詣の登り唱文は
当ブログではコチラ ↓ の記事で文言全文と公式的意味を記載
『津軽の北の先の神さま(3)』
いわゆる、、、、
“サーイギサイギ
ドッコイサイギ
オーヤマサハツダイッ
コーウゴーウドーウサッ
イーツニッナーノハイッ
ナムキンミョウチョーウライッ”
、、、、ってヤツです
↑ 唱文といいますか、もう歌でして歌の節の雰囲気を出してみました
コレは、
神さま方が “まわし” を締めた後に
※まわしというのは相撲でお相撲さんが着用されるまわしと同意
集まって境内で歌っているのだそうで
ソレを合図にして
上記写真の様に巫女さんを先頭に
続いて様々な幟を持った子供たち
といった具合に列を成し
お山参詣の登り唱文を歌いながらの行列の行脚が始まります
当ブログオーナーは一の鳥居前に陣取っておりましたところ
一の鳥居前に人集りが出来てきました頃に
神社境内の方から
岩木山神社のお山参詣で、参拝者が参拝時に唱える登り唱文
が聞こえてきました
お山参詣の登り唱文は
当ブログではコチラ ↓ の記事で文言全文と公式的意味を記載
『津軽の北の先の神さま(3)』
いわゆる、、、、
“サーイギサイギ
ドッコイサイギ
オーヤマサハツダイッ
コーウゴーウドーウサッ
イーツニッナーノハイッ
ナムキンミョウチョーウライッ”
、、、、ってヤツです
↑ 唱文といいますか、もう歌でして歌の節の雰囲気を出してみました
コレは、
神さま方が “まわし” を締めた後に
※まわしというのは相撲でお相撲さんが着用されるまわしと同意
集まって境内で歌っているのだそうで
ソレを合図にして
上記写真の様に巫女さんを先頭に
続いて様々な幟を持った子供たち
といった具合に列を成し
お山参詣の登り唱文を歌いながらの行列の行脚が始まります
子供たちの持つ幟の種類は二列で順番に
・鬼沢裸参り✕3
・白山神社
・牛頭天王?←手持ちの写真では “牛頭天” までしか確認出来ず
・大山祇神社
・熊野宮
・鬼沢裸参り=鬼神社かな?
・弁天神社
・春日神社
・猿田彦神社
※ですが例によって当ブログオーナーがコレを目撃した際に
「牛頭天王ー ‼︎」
と大喜びした記憶が御座いますので多分 “牛頭天王” ではないかと
ちなみに鬼沢区画に “牛頭神社” は鎮座されております
・鬼沢裸参り✕3
・白山神社
・牛頭天王?←手持ちの写真では “牛頭天” までしか確認出来ず
・大山祇神社
・熊野宮
・鬼沢裸参り=鬼神社かな?
・弁天神社
・春日神社
・猿田彦神社
※ですが例によって当ブログオーナーがコレを目撃した際に
「牛頭天王ー ‼︎」
と大喜びした記憶が御座いますので多分 “牛頭天王” ではないかと
ちなみに鬼沢区画に “牛頭神社” は鎮座されております
続きまして ↑ 鬼神社の神主さん←多分(汗)スミマセン!
更に天狗さま
天狗さまのお足元が大変興味深いお履物です
※当ブログの写真はクリックorタップで拡大してご覧頂けます
更に天狗さま
天狗さまのお足元が大変興味深いお履物です
※当ブログの写真はクリックorタップで拡大してご覧頂けます
続いて行者さま、山伏さまかな?が法螺貝を吹き鳴らし ↑
その後に
大変判りづらいですけども獅子舞
※2017/2/4→ “獅子舞” の部分を訂正して追記致しました※
その後に
大変判りづらいですけども獅子舞
※2017/2/4→ “獅子舞” の部分を訂正して追記致しました※
次に紙垂のついた台に入った紅白のお餅を担がれる神さま方 ↑
一段目が白色で二段目が赤色
真上から見ると丸い白のお餅の真ん中に丸い赤いお餅があり
まるで日本の国旗のようです
更に三宝に色々な食物を載せてらっしゃるご婦人の皆さまが続き
紙垂がついた台や三宝に載せているという事は岩木山の神さまのお供えもの
という事でしょう
一段目が白色で二段目が赤色
真上から見ると丸い白のお餅の真ん中に丸い赤いお餅があり
まるで日本の国旗のようです
更に三宝に色々な食物を載せてらっしゃるご婦人の皆さまが続き
紙垂がついた台や三宝に載せているという事は岩木山の神さまのお供えもの
という事でしょう
次に米俵を担がれる神さまに ↑
注連縄を担がれる神さま方 ↑ (お一人で担がれている→中サイズ?)
4人で大きな注連縄を担がれている(→大サイズ?)神さまの後ろに
手で持てる注連縄(→小サイズ?)を持つ神さま方が続きます
手で持てる注連縄(→小サイズ?)を持つ神さま方が続きます
最後にお囃子隊の皆さまが続かれているのですけども
写真的にはコチラ ↑ の方が良いのでコレを載せますが
つまり、
境内で神さまになられる方々が水垢離をしている最中に
お囃子隊の方が演奏されていたのもお山参詣の登り唱文のメロディー
という事になりまして
何処かで見た事があったのは
去年の岩木山神社の宵宮で見ていたからですね
その様子を記事にしたもの ↓
『津軽の宵宮〜岩木山神社の場合』
写真的にはコチラ ↑ の方が良いのでコレを載せますが
つまり、
境内で神さまになられる方々が水垢離をしている最中に
お囃子隊の方が演奏されていたのもお山参詣の登り唱文のメロディー
という事になりまして
何処かで見た事があったのは
去年の岩木山神社の宵宮で見ていたからですね
その様子を記事にしたもの ↓
『津軽の宵宮〜岩木山神社の場合』
そうして、
神さまとなった男性方の行列は鬼沢の家々を回って
注連縄を配ったりもするそうです
お正月に神さまが家にやって来て下さる
という感じでしょうか
以上が鬼沢の裸参りでした
いやはや、
聞くのと見るのでは大違いといいますか
やはり、
実際に体験してみるのは全然実感が違いますね!
機会が御座いましたら皆さまも是非どうぞ!
読んで下さった方に感謝を込めて。
2019年の裸参りの模様を動画にしました。
宜しければご鑑賞下さい ↓
最後に、
当ブログオーナーが聞いた
鬼沢の裸参りに纏わる今現在伝わっている事を
忘備録的に記しておきます
・昔は鬼神社境内ではなく鬼神社の神主の家の前で水垢離を行い
そこを起点に家々を回った
・行列の順番が昔は子供たちは最後だった
・行列は昔は鬼沢のお隣の堂ヶ沢まで巡った
昔は同じ地区だったから、現在は地区が分けられたため行っていない
・水垢離をして神さまになった人はその日一日はお風呂に入ってはならない
急激に身体を冷やしているので急に温まるのも良くないみたいな事もあるらしいですが
神事関連の決まりごともあるようです
ll▷当連投記事一覧はコチラから ↓
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