岩木山と大黒と寿と、、、、(4)

2017年年始の岩木山の神さまシリーズ
もう少し続きます〜


前回までは、、、、

もしかしたら色々なものに隠されているかもしれない津軽地方
特に大事なのは寿かもしれない岩木山
そんな中で改めて気になってきたとかとか

そして前回の最後に岩木山神社に見られた
以前のシリーズにも上げた
ハートとかつとか十六枚の花びらとか十字とか
の発見写真を更にご紹介してみたのですけども
更にもう一つ ↓
前回ご祈祷後、
持たせて頂いたお札と一緒に入っていた紅白菓子 ↑
バッチリ十六枚の菊と共に “岩木山” の文字

以前は、
明治神宮ハートの形が多い事が有名だった事から
岩木山神社を改めてよく見てみたらハートが多い事、
更によく考えて見たら、
皇室関係に使われる十六菊紋(勿論明治神宮にも見られる)とよく似た紋が
岩木山神社にも多く見られる事にも気付いたのでしたけども
よくよく考えてみたら、
明治神宮の創建よりも岩木山神社の創建の方が前
ですよね(汗)
問題のハートや十六枚の花びらがよく見られる箇所はほぼ国の重文指定のもので
それらは確実に明治以前に作られたものなワケで
それでですね、
実はといいますかその明治神宮の御祭神さまの明治天皇
かつて弘前においで下さっており
その記念碑が弘前地方裁判所の前に御座いまして
もしかしたらその祭に、かどうかは判りかねますが
とにかく岩木山神社にも行かれてるのかなー?と
何が言いたいかといいますとですね、
逆に
岩木山神社が明治神宮の参考になっいてたりして
みたいな?
門手前の “逆さ狛犬” で有名な狛くんたち ↑
今年も撮ってみておりました

そこで急なのですけども先日、
イギリスにあるイギリス国教会のウェストミンスター寺院
十六枚の花びら装飾を見かけまして
ウェストミンスター寺院といえば、
歴代イギリス王室(=皇室?)と関わり深い寺社といいますか
なんといいますか、
津軽の十三湊では中世、か、そのもっと前から、世界と貿易がされていた
では、
“十三湊” は何故 “十三” 湊という名称なのか?
イギリス国教会といえば何を主に信奉されていて
ソチラと縁深い数字といえば?
※ちなみに現段階で十三湊の由来は特にコレといった有力説は出ておりません
それから、
イギリス関係で歴史や伝承やらを見ていると
“車輪” に纏わる事がちょくちょく見られるのですが
ケルト神話に出てくるタラニスという神さまに車輪が奉納されるそうで
その奉納される車輪は円の中心から外側に向かって放射状に
8本の線が伸びている、つまり線と線の間も8つの空間がある
8の倍数は16になりますし、ねぇ
※ちなみにタラニスは太陽と天空の神さま
更に、
イギリスのウェールズ地方には赤と白のドラゴンに纏わる伝承があり
そもそも、
その伝承の起源は一般的に何処とされているかといいますと、、、、
※ちなみにの赤と白のドラゴンは一緒に封印されます
なんだかぐるっと回りそうですけれども←(笑)
岩木山神社境内の池に映る逆さの木々 ↑

そういえば、
先日ようやくご紹介出来ました黒石の白山姫神社ですけども

白山姫神社の拝殿の側には摂社が御座いまして
その摂社の御祭神さまが判りかねましたので
ネットで探って見ていたら偶然、
岩手県江差水沢妙見山 黒石寺蘇民祭に出くわし
特に詳しく書かれていた文化庁の国指定文化財のデータベースをご紹介したいのですけども
リンク可能か判りませんでしたのでアドレスだけ記載致します ↓

文化庁/国指定文化財データベーストップページ
http://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/index_pc.html
↑ コチラから “蘇民祭” とご記入の上 “岩手県” に指定して検索し
更に “詳細解説” ボタンを押して下さい


白山姫神社拝殿前の狛くんたち ↑

当ブログで以前、
夏越の大祓え=茅の輪くぐり=蘇民将来=素盞嗚尊のお話をさせて頂きましたが
黒石寺の蘇民祭とはその “蘇民将来の護符” を取り合うというお祭りのようで
なんといいますか、
この蘇民祭に沢山のものが比較的昔に近い形で残されているのかなと思った
といいますか

上記文化庁のページより当ブログオーナー的に特に重要と思ったものを抜粋致しますと

・黒石寺の御本尊 → 薬師如来
鬼神社と同じく裸参りがある
早朝に鬼の面をつけたオニコ
スタート地点よりもやや高い位置にある本堂へ登る(まるで岩木山のお山参詣)
鬼子は山の神の象徴とされている

(当ブログでは未紹介ですが津軽の寺社には
“オニコ= 鬼コ” のいる鳥居
が沢山御座いまして、下記に追記します⇊)

※ちなみに黒石寺の由来は黒石=蛇紋岩が出たから
しかも再建由来には坂上田村麻呂が関わったとされるものがある
更に妙見山は妙見信仰=極星に対する信仰
また岩木山神社のように牛の王に関するお札も伝わっているよう
そもそもその “牛の王”のお札=牛王宝印は一般的には熊野大社に伝わるお札でして
一般的に熊野神社の御祭神といえば?

※結局、黒石の白山姫神社拝殿の摂社御祭神さまには辿りつかなかった←(笑)
岩木山神社横の求聞寺前 ↑

話がややズレましたけども
皇室関係が先か岩木山神社が先か
また
十三湊を通して津軽地方に世界の文化が伝わり日本皇室関係にも伝わったのか
日本皇室関係から津軽地方、十三湊を通して世界に伝わったのか
はたまた、
日本、世界にそれぞれ別々に同じようなカンジの文化が発生したのか
謎は未だに多いですけども
今回も色々出まして
やはり挙げればキリがないですので今回はこの辺にしたいと思います〜

結局のところ
世界には沢山のいえ、八百万の神さまがいらっしゃられますけども
世界は一つなのかもですね



読んで下さった方に感謝を込めて。


求聞寺でお見かけした月 ↑
岩木山神社で撮影した光写真 ↑

そして当ブログ的に、
“蛇紋岩” といえば当ブログのアイドル様←古い話ですよ
当ブログのアイドル様といえば嶺二先輩の中の人ですし
やはり当ブログで “嶺二先輩” は重要っぽいですよ!←(笑)


※2017年1月13日19時頃追記※
“津軽の神社の鳥居に居る鬼コ” は
当ブログオーナーが記事を作成しようかしなかと思った頃合いに既に
専門的な見地でといいますか大変詳しくまとめられているサイト様が御座いまして
内容が被るかなーと思い遠慮していたネタだったのですけども
今回、登場してしまいましたので少々画像を載せてみます
が、
やはり携帯電話内蔵カメラで撮影したものなので画像はそれなりなのはご了承下さい
以下、
2014年1月1日に弘前のお隣撫牛子の駅前の八幡宮にて撮影したものです ↓
一の鳥居の上部にご注目下さい ↑
緑色の鬼コさまですね
いちおーう
上:拝殿
下:本殿
です

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