岩木山と八甲田と津軽から見えるもの(1)

先頃当ブログでは、
津軽の山々の紅葉狩りで狩りに狩っておりましたけれども
紅葉狩りをして記事としてまとめている内に、、、、
当ブログのいわゆる岩木山の神さまシリーズの前回連投記事で
持ち上がった謎等々についての若干の気付きが御座いまして
本年2016年のひと狩りしようぜ!シリーズの途中では御座いますが
ここいらで少々まとめてみたいと思います〜


※ “岩木山の神さまシリーズ” 過去記事は
 “★かてごり” からどうぞ

“岩木山の神さま” の前回連投記事はコチラから ↓
『津軽の北の先の神さま(1)』


って、
関連過去記事をまとめるだけでこれだけ行を費やすし一苦労でしたけども(汗)

岩木山の神さま前回連投記事では・・・・

津軽にはレイラインが走っていて
その上には津軽のいわゆる有名有力寺社遺跡が点在
その線を北へ、北海道へ更に伸ばしてぶつかった場所から素盞嗚尊が連想されて
そうこうしている内に
岩木山神社の明治以前に祀られていた祭神の御名が以下の様に判り ↓
国常立命 (阿弥陀如来) / 多都比姫命 (十一面観音) / 大己貴命 (薬師如来)
そこから
国常立神 = 艮の金神 = 岩木山の神さま(男神) =素戔嗚尊 = 天照大神(男神)
とか
多都比姫 = 瀬織津姫 = 天照大神(女神) = 岩木山神さま(女神)
とか連想していき
また岩木山神社の宵宮=お山参詣の登り唱文から
岩木山の御山にいらっしゃると思われるのは “八(ハチ)” という単体の一柱
という推察をしてみたら
八幡大菩薩 = 阿弥陀如来 = 国常立神 = 八
が成り立ち
そうするとどうにも
大日さまとかイスラエルとか帝釈天とかヒッタイトとかで
鬼沢の製鉄技術のお話にもつながるよなぁ

・・・・といった具合でした
いやしかし、
前説だけで長いですな(汗)
では前回説明で神さまのお名前について出ましたので
先にちょろっと記載していた
黒石市はもみじ山の中野神社
について書いてみます

該当関連最近の記事はコチラ ↓
『ひと狩りしようぜ!2016@もみじ山=黒瀧山(1)』


早速問題の中野神社境内カンタン見取り図がコチラ ↓
まずは前回までの岩木山の神さまシリーズで
山の神=田の神=稲荷神
大山祇神=岩木山の神さま=八=山の神
といった関係性が成り立つのですけども
面白いのは、
上 ↑ 見取り図の大山祇神と本殿の間にがあり
見取り図は配置間隔を長めにしてしまったので妙に長い岩になってしまってますが
お稲荷さまの後ろ直ぐに岩があるといった具合で
まるで稲荷神=八とでも言っているかのようにも見えました
え?当ブログオーナーだけですか?←(笑)
ともかく、
稲荷神は一般的に倉稲魂という女神とされる事が多いですけども
稲荷神=倉稲魂=岩木山の神さま(女神)=瀬織津姫
かなーと

それで、
他のお社におられる神さまから考えて
本殿におられるのは中野不動尊・日本武尊=素盞嗚尊=国常立神=八
それから少名彦
少名彦は『古事記』『日本書紀』
天乃羅摩船(アメノカガミノフネ=芋)に乗って大国主の所に現れますが
まー記紀では芋ですけどもこの “に乗ってやってくる” という表現が
どーうにも、
『聖書』のノアの箱舟とかイスラエル10支族みたいな気がしなくもない
と当ブログオーナーは思いつつ
時に少名彦は仏教的にいうと
(神さまが仏に化身して現れる的な考え=本地仏)
金剛蔵王権現とか薬師如来とかになったりしまして
その蔵王権現と薬師如来の縁日がな事が多く
特に薬師如来
まぁしかし縁日はお祀りされている場所場所で違ったりもしますけれども
話は脱線するかもですが縁日といえば、
その他 “8”関連の数字の縁日ですと
18日の七面天女なんて面白いですよね
七面天女の正体は赤い龍ですし
28日は不動明王と大日如来ですし
8、18、28日が縁日の鬼子母神
“鬼” 子母神の鬼は “ノ(=角)” の部分がない表記をするとか鬼沢みたいですよね
あとはお稲荷の縁日はの日とか
脱線はこの辺に致しまして
とにかくお社の配置がシンメトリー的だと書きましたけども、
シンメトリー的なら
大山祇神=岩木山の神さま=八
不動明王=素盞嗚尊、日本武尊=素盞嗚尊?
∴不動明王=日本武尊=素盞嗚尊=国常立神=八
だとすると
少名彦=八?と考えられなくもない気が

ところで、
『平家物語』で登場する岩戸姫(宮簀媛)ですが
岩戸姫のお社横にはこのような説明看板があり ↓
津軽一代様では酉年の守本尊が不動明王でして

※津軽一代様とは ↓
『津軽一代様!総合一覧!』

つまりお不動さまのお使いが鶏とされており
それと先述の通り、
中野神社のお社の配置はシンメトリー的
稲荷神=倉稲魂=岩木山の神さま(女神)=瀬織津姫なら
岩戸姫=不動明王=岩木山の神さま(女神)=瀬織津姫
になるのかなと
あと、
稲荷神のお社の後ろには岩がありました
しかし、
岩戸姫のお社の後ろには岩はない
“岩” 戸姫なのに←(笑)
ですがコレはたぶん、
“岩戸” 姫で岩の戸は開いている→岩はないのだろうなと
つまりですね、
中野神社のお社の配置はシンメトリー的
かつ先の写真の説明看板からも見受けられますが
稲荷お社(岩有) → 陰性的なもの
岩戸姫お社(岩無) → 陽性的なもの

を表しているのかなーと
要するに、
中野神社は岩木山の神さまで陰陽が施されている

ですけれども、
何故にお社でシンメトリー的配置が為されている上に陰陽も施されている神社なのに
“中野” 神社なのかと
なんといいますか
もっと津軽で重要そうな名前がついても良さそうな気がしたといいますか
しかーし、
よくよく考えてみれば中野神社黒石藩黒瀧山にあったワケです〜


といった辺りで
今回もなっがくなりましたのでこのあたりで



読んで下さった方に感謝を込めて。



以下、まだまだあったもみじ山紅葉狩り写真です ↓
赤✕黄色 ↑
橙✕緑 ↑
不動の滝の別カット ↑

お不動さまは大日如来が仏陀になった時に
自らこそ世界の主と考えて不浄な結界まで張って仏陀に会いに来なかった大自在天の
結界を炎で焼き尽くして仏陀の元へ連れていった事から
世間一般的に
“言い聞かせても無駄な人や煩悩の強い人を叱り強引に教え導く存在” とか
云われておりますので
理不尽な人災で儘ならない状態に陥っている場合などに
お不動さまの真言を唱えてみるのも良いかもです
お不動さまのお力をおかりして気持ちを強く持てるようになるかもです
(その人の気持ちの強さ次第なので “かも” とか言っております)

★不動明王真言
ノウマク サンマンダ バサラダン センダ マカロシャダ ソワタヤ ウンタラタ カンマン



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岩木山と八甲田と津軽

岩木山と八甲田と津軽の一覧。追記有/東北探訪!十和田神社で比較考量色々 - 突然ではありますけど、『青の祓魔師(エクソシスト)』の17・18巻に掲載されているシュラの過去に纏わる “青森・永久蛇湖編” が去年大晦日に発売されました18巻にて大団円を迎えましてこの舞台は恐らく、実際の青森県の十和田湖だと思うのですけども(以前、作者様の加藤さんがされていたツイートからそう思いました)それでこの永蛇湖編がですね、いーかーに!丁寧に描いて下さっていたコトかっ!という事で、当ブログ的に加藤さんに感謝しつつお疲れ様でしたの気持ちも込めつつ今度加藤さんがおいでになられた際には是非 “ヒメマスの塩焼き” を食して頂くべく青の祓魔師/青森・永久蛇編の舞台となったと思われる十和田湖神社の、当ブログでは夏景色を見てみたいと思います〜冬の十和田神社過去記事はコチラ ↓ ・・・・と、言いたいところではあるのですけども記事を作成したと思うのですけど影も形も見当たりませんアレ?2012年の年頭辺りに絶対に紹介済みでしたよね?当ブログでは記事を勝手に改ざんされたりはしていたのですけどもいよいよ記事の消去までされ始めたようですよそもそも不正アクセスの時点で不法行為ですから絶対に許すまじ!とにもかくにも、例によって当ブログのテキトー地図では十和田神社はだいたいこの辺 ↓

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