東北探訪!弘前ねぷたまつり 5日目合同運行 in 2016 (1)

毎年この時期の当ブログの恒例企画
青森県は弘前市の重要無形民俗文化財 弘前ねぷた
の模様をお届けしてみたく、、、、

当ブログオーナーが参加したのは5日目運行の駅前コース初日
この日は今年の祭り最多となる54団体のねぷたが出陣致しました
が、
当ブログオーナーが観賞していた辺りが
駅前コースのいわゆるメイン地点ではなかったので
通り過ぎる扇ねぷたが片側しか見られない動きで通過したり
はたまた上手く写真に撮れなかったりといった事象が御座いまして
あくまでも、
当ブログオーナーが上手く写真に収められて
なおかつ、
当ブログオーナーの独断と偏見的な裁量があってのご紹介となりますが
以下からご紹介のねぷた以外にも素敵なねぷたは本当にたくさんあった
といったコトをお断りさせて頂きまして、、、、
ねぷた行列の先頭はコチラ ↑ になります
夕方もとっぷりと暮れて夜の帳が降り始める午後7時
そろそろ始まりますよー!
まずは弘前市の各所機関の代表の皆様方が
それぞれの役職名が記載された提灯を手に持ち
ねぷたのかけ声 “ヤーヤードー”
と言いながら提灯を高く掲げて行進されます
が、
ちょうど提灯が高く掲げられている時に上手く写真に撮れなかった(汗)
でもほら、
先頭の真ん中に弘前市長さんがいらっしゃいます
そして続くは津軽じょっぱり大太鼓です
じょっぱり太鼓の上で演奏されてる方々が上手く撮れたのでコチラ ↑ を採用致しましたが
肝心の太鼓が殆ど隠れてしまったので、、、、(汗)
コチラ ↑ も載せてみます
人が3人乗っているというコトから大きさをご想像下さいませ
とか言いつつ、
直径 3.3メートル
胴長 3.64メートル
重さ約2トン

だそうで、
太鼓の皮は片面につき牛1頭1枚皮
桶は天然の秋田杉を使用
して
弘前藩3代藩主 津軽信義 が負けず嫌いの反骨大名であった事から
信義が加賀の六尺大太鼓に対抗して作らせたという伝説を元に
1970年に復元されたものですが
更に大きい “津軽剛情張大太鼓” というものもあったり致します
(駅前運行では登場しないようです)


さて今年は、
まずはねぷた行列のご説明もさせて頂ければと思いまして
コチラ ↓ のねぷた団体様にご登場願いましょう
当ブログ的に我らが鬼沢の鬼沢ねぷた同好会
鬼沢では先頭の方が法螺貝を吹かれておりました
(向かって一番左)
盛り上がりますね!
“鬼沢” と書かれてあるのがその団体名や町名が記載される前灯籠といいまして
鬼沢は地域ぐるみで参加される事が多く
その団体の一番大きいねぷたの前に
その前座的な意味合いもある前ねぷたとして
地域の教育機関の皆様がそのまま参加されておりまして
今年はこの前ねぷたのこひつじ保育園様が趣向を凝らしてらっしゃって
この ↑ 林檎型の前ねぷたの真ん中がくり抜かれていてといいますか
前ねぷたの後ろで子羊ちゃんの格好をされて
行列を作ってパフォーマンスされていらした保育園生の皆様が
その真ん中を次々に通り抜けて駆け抜けていくという、、、、
とても可愛らしかったのです!
次の前ねぷたは創立140周年を迎えたという自得小学校
教育機関の皆様で参加される場合
小学校くらいだと小学校に通われる皆様がねぷた絵を描かれていたりもします
コチラ ↑ はいわゆるねぷたの扇型の横の部分といいますか
“かた” と呼ばれる部分が
多分学校の皆様が描かれたものではないかと

そしていよいよ鬼沢の大型ねぷたの登場です ↓
猛獲奮戦の図 / 佐藤大節
(鏡絵タイトル/絵師)

昔ながらの武者絵という感じで安心する感じといいますか
天女散花
(見送り絵)

天女も周りの “袖絵” と言われる部分に
左右に緑と赤の補色関係のそれぞれ昇り龍と降り龍がそれぞれ物に巻きついている
更に上部の “ため” と言われる部分には鶴、、、、

意味深!
とか、
思うのは恐らく当ブログオーナーだけでしょうね←(笑)
大型ねぷたの後、最後にお囃子隊が続いて一団体のねぷた行列が完結します
鬼沢では太鼓の上に女子の皆様が演奏されておりまして
華があって良いなぁと思いました


ではここからは
伝統的なといいますか昔ながらのといいますか、な絵柄の
同じく三国志を題材にしたねぷたを幾つか


・本町ねぷた愛好会

・三国志より 馬超、曹操を追撃す / 三浦呑龍
楚蓮香

・相馬ねぷた愛好会
三国志 甘寧字興覇赤壁の戦い / 岡村盛應
小喬

といったことろで
本日はとりあえずこの辺で
まだまだ続きます〜



読んで下さった方に感謝を込めて。


鬼沢ねぷた同好会では
成長途中な小林檎を配っていらっしゃいました
まだ赤くなりかけだけど可愛いです


この記事で鏡絵・見送り絵タイトル、絵師の情報を
以下のサイト様にて参考にさせて頂きました
▷うぃあ津軽衆 様◁



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