いけばな×百段階段 2014 @目黒雅叙園に行ってきました~

同テーマの前回記事で
ある事情の為に
暫く書かないと宣言した“美術館モノ”でしたが…

実は先日、
コレは語らずにはいられないっ!
と思ってしまったコトに出会ってしまいまして…

スミマセン!早速カムバックですっ!←(笑)

そんな訳で
最近当ブログオーナーが拝見しに行って感銘を受けたコトがあった展示というのが
目黒雅叙園内 百段階段
2014年3月18日 ~ 5月18日の会期で開催されている
『いけばな×百段階段』です~。

ええとまずは…
目黒雅叙園の説明から。
↑は現在の目黒雅叙園の入り口…?
いや、当ブログオーナーはココから入ったのですけども←(笑)

目黒雅叙園は、
創業者・細川力蔵によって昭和6年以降から作られた料亭が始まりとなって
日本で初めて総合結婚式場を開いてみたり
当時では新しかった料亭に大浴場の併設を試みたりして
旧雅叙園は“装飾の百貨店”や“昭和の竜宮城”等といわれ
かの有名な太宰治の小説『佳日』にも登場するとか。

中でも旧雅叙園で本展の展示会場となっている
百段階段は東京都指定有形文化財になっておりまして
その百段階段に
51の華道の流派が集った展覧会が催されたという事なのです~。

それで、
如何せん参加流派が多いので
会期中細かく9区切りにも出展スケジュールがくまれており
当ブログオーナーが伺ったのが小原流の展示があった第4期。

なぜかといえば…
昔々その昔から小原流のいけばなを見ているからといいますか。

当ブログ的にも
過去記事で小原流家元・小原宏貴 氏の個展の模様を
ご紹介させて頂いた事がございます~↓

『FLOWER&SPACE 小原宏貴 展 @日本橋高島屋』

…なのですけども
如何せん、東京都の文化財に指定される程で
その流れをくむ現在の目黒雅叙園の内装やら細かな装飾やらも
凄くってですねー…

例えば↓
コレは旧雅叙園方面へ向かう為に乗るエレベーターのドアなのですけども、
周りの照明が映り込んでしまい若干見辛いですが

コレっ!
エレベーターのドア如きにっ!
←(笑)
螺鈿が施されているのですよっっっ!

というか、
もしや一応蒔絵?(汗)

とにもかくにも、
エレベーターのドアに螺鈿ですよーーーっ!

ん?
同じコト2回書いてますね…←(笑)

※螺鈿(らでん)というのは…
↑の写真でいうと主線に螺鈿が埋め込まれて?いまして
貝の裏側の白を基調に虹色に光る部分といいますか…

虹色に光る輪郭線で描かれた絵のエレベータードアという訳でして
そりゃ螺鈿細工好きの当ブログオーナーはテンションが急上昇するよといいますか←(笑)

そしたら、
旧雅叙園の百段階段はもう、モンのスゴかったっっっ!

残念ながら百段階段は撮影禁止だったのですが
えーっとですね、
99段の階段の20段置き?位に部屋がありましてね
その部屋というのが、
主に制作を担当した作家の名前が付けられているのですが
そーれーがーっ!
近代日本画創設世代の弟子辺りというラインナップでして
天井やら壁やらには日本画が処狭しと描かれているのですーーーっ!

いやー!
いやー!
いやー…

今思い出しても若干興奮が…っ!←(笑)
百段階段内は撮影NGなので
エントランスに展示されてあった小原流家元・小原宏貴 氏の作品を~。
↑コレは全体像なワケですが
もしかしたら背景も組み込んで、考えて生けたのかな?と思いました。
だって、そう考えるととてもバランスが良いのですよね。
背景の向かって左側の奥には滝があって、その後ろに木々の新緑があるのです…
いやー、素敵ですねっ!

そんな小原流は百段階段の十畝の間・漁樵の間での展示でした。

十畝の間は日本画家・荒木十畝が主筆の部屋で
天井に描かれた十畝の花鳥画も素晴らしかったですが
この部屋はまぁー…
螺鈿細工が至る所に施されていてその細かくて丁寧で美しい仕事が
すんばらしかったですーーー!

漁樵の間は日本画家・尾竹竹坡の絵を元に彫刻家・盛 鳳嶺が彫刻にした
中国の故事・漁樵問答の床材が部屋名になっている事もあり
特に目を引いたといいますか…
スゴかったーーー!
例えて言うなら、
日本橋三越本店の1階に展示されている佐藤玄々の「天女像(まごころ)」を…
一部屋サイズにした感じと言いますか…
天女像のあの感じの迫力をそのままにしての一部屋サイズみたいな。
まぁ、漁樵の床材を取り囲む
周りの色々な作品も素晴らしいからというのも勿論ありますが~っ!
上の家元作品の部分です~。
何処から見ても美しいですなぁ。

って、
百段階段の話ばかりしていますが
生け花もその部屋に特に合うような流派が選出されていたのか?
とにかくどの部屋でも部屋に合う生け花がされていて素敵でした~。
家元作品の部分の反対側~。
エントランス中に良い梅や桃の香りがしていました~。

うーん。
他の百段階段の部屋の話も相当熱く語れると思うのですが
ちょっとあんまりにも長くなりそうなので…
何故なら、
まず百段階段自体の天井にも日本画の花鳥画やらで埋め尽くされているワケですし
そりゃ部屋の細かい部分を見ていったら
ほぼ全てに抜かりなく何らかの意匠が見られ
その全てが感動を受ける丁寧な良いお仕事だと言って過言ではないのです…
書いてたらキリがなさ過ぎるとさえ言えると言いますか…
ですので、
当ブログ的にはこの辺で納めておきます~←(笑)

ですが当ブログ的には納めますが
もう、
生け花も会場の建築も非常に見所満点ですので
お時間お有りの方にお勧めしたいです~!



読んで下さった方に感謝を込めて。


会期:2014年3月18日~5月18日
休館日:月曜日
時間:午前10時~午後6時迄(最終入館は午後5時半迄)
入場料:当日1200円、学生600円

会期が5/18迄という事で、
コチラもGWにオススメ致します~!
目黒雅叙園の敷地に入って直ぐの八重桜が
新緑の色に囲まれて一際綺麗でした~。

それにしてもですよっ!
目黒雅叙園は素晴らしかったーっ!←まだ言っている
何と言いますか~…
自分が結婚する時に式って対して興味なかったのですが
旧雅叙園でだったらいいなぁとマジメに思ったといいますか~…
日本画に囲まれて結婚式とかって
どんだけ程日本画LOVEなんだって感じですが←(笑)
旧雅叙園の方は貸し出しされてないのかなぁ。
でも目黒雅叙園でなら結婚したい!←(笑)



ご意見・ご指摘・ご感想・お問い合わせが御座いましたらコチラのメールフォームをご利用下さい。