今日は昨日の宣言通り…
神社ですっ!
と、いう訳で
例によってマイ父上が
“せっかくだから寄ってく?”
と言って連れてきてくれたのが…
え?
その前にこの変わった鳥居は何だって?
うふふふ(笑)
そう仰ると思いましてちょっと調べてみた処…
“山王鳥居” に屋根の付く“二重鳥居” で、神仏混淆の神社の象徴
みたいな感じでしょうか。
しかし、
この珍しい鳥居の横には説明看板がありまして…
実はこの辺り、
2011年に世界遺産に登録された、岩手県は平泉の
“中尊寺 金色堂”
を建立する奥州藤原氏の元となる
安倍一族
がいらっしゃった地域らしく
その安倍氏から奥州藤原氏の栄枯盛衰を描いたドラマ
1993年にNHK 大河ドラマで放送された
『炎立つ』
の、十三湖ロケを記念して
安倍氏の末裔・安藤氏の文化を顕彰するのが
これから紹介する神社で
そのシンボル塔して建立された
…といった事が書かれてありました。
コチラが本物の鳥居。
いや~
先の説明は長くてキツかったよ(笑)
でもこの十三湖辺りの中世のあらましをざっと
ご紹介できたかな~。
一番最後に出てきた安藤氏が十三湊を仕切っていて
安藤水軍
などと云われている様です。
その安藤氏が滋賀県大津市の
山王日枝大社
から移入したという伝承が残るのが
この…
山王造り京風二重鳥居
あ~
やっと鳥居の説明が終わったよ(笑)
山王坊日吉神社といいます。
それはいいのですが…
お気づきですか、この雰囲気…
雨の為か物凄いイイ雰囲気(笑)
先の写真の鳥居も
しめ縄が凄い低い位置にあったりするのとか…
なんか…
緑川ゆき 氏の
『夏目友人帳』や『蛍火の森へ』みたいだ
…とか思いまして、
私は思わず…
天狗が出そうで怖いなぁ
…とか呟いてしまったのですが(笑)
そしたら父上・母上が雨の中、ついてきてくれました~。
…が、 向かって左側に拝殿があるのですが
やっぱりこの時の記事の様に お社の前に何もないなと思っていたら…
扉についていた閂が容易に動いて、取れるっ!
やっぱり勝手に中に入ってご挨拶をして良い様で
行こうかと思ったら、父上が
ここは新しくお祀りされたものだから
と言って、閂を閉ざしてしまったのですよっ!
ハア~~~~~っ?!
と、私が思うのも当然といえば当然です。
…がっ!
最初の鳥居から、幾つも続く鳥居の流れを改めて見てみれば…
その流れは拝殿・本殿へ向かっていない!
拝殿・本殿はちょっとずれているっ!!
前に聞いた事がある。
神社の境内において、鳥居の流れの先にあるものが 元々祀られていたもの
… と、いう事は
流れの先にあるのは、コレだ!
石が祀ってあります。
津軽地方って、わりと…
鳥居があって、その先に神社があるのかな?
と、思って見てみると
岩のみ
なんて事が、よくある土地なのですが…
(磐座信仰が盛んだったのでしょうか?)
(“岩”木山 だけに?笑)
コチラの石には “山神” とありまして…
でも日吉神社の祭神といえば、 大山咋神様
ん~。
やはり大山咋神様の他に 土着の山神様って、いらっしゃるのではないでしょうか?
とにもかくにも、
よくご挨拶させて頂きました。
そしてコチラの神社の敷地内からは
中世の宗教系の遺跡が出土している為、 山王坊遺跡とも言われておりまして
やはりコチラも昔々から 所謂パワースポットとされていた可能性は
大だと思いました。
もしかしたら、
大山咋神様がいらっしゃられる前に いらっしゃった方がいるのではないですかね~?
ま、
しがない只の絵描きのボヤキですけども。
と、
いうか。
ウチの父上…
一体何に喋らされたのやら(笑)
番外編に続くっ!
読んで下さった方に感謝を込めて。
コレはまだ出してなかったと思う今年の弘前公園の…
雨上がりに朝日を浴びる桜~
ll▷続き・当連投記事一覧はコチラから ↓
0コメント