ラファエロ展 @国立西洋美術館に行ってきました~

忙しいを理由に、会期が長いので後回しにしている美術館モノを
いい加減あげていきましょう~。

まずは国立西洋美術館で開催中のラファエロ展。

ココも当ブログ初登場か…
近年の私的上野離れが如何に激しかったかを表してますな(笑)
JR上野駅の公園口を出るとすぐに目に入る、いわずと知れた有名処美術館ですね。

見に行ったのは3月頭の事。

当ブログでは日本画系を主に紹介してますが
ラファエロは美術を詳しく知らない方でも
一度位は名前を聞いた事はるであろう
かの有名なルネサンスを代表する三大巨匠の一人ですね。

ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロ…

私的に学生時代に人物画研究の参考にしたのがラファエロでした。
自画像/ウフィツィ美術館蔵

コレは有名な自画像ですね。
イケメンとして名を馳せるラファエロの自画像を生見出来たのは嬉しかった~

展示は大体ラファエロの人生順に並び
最後に彼の継承者たちの作品で締める構成で、
本展の目玉作品とされているのが…
大公の聖母/パラティーナ美術館蔵

…ですが。
どうやらこの黒背景は後の時代に背景を塗り潰されたらしく…
背景も描いて人物を描いたなら、

背景と人物の関連性をラファエロがつけなかったとは思えない訳で
ソレを見たいのに…
本当、止めて欲しいですよね~
後世のラファエロ研究にとって大迷惑です。

聖母子/ウフィツィ版画素描室蔵

素描画も生見出来るのは貴重ですね。
私的には…
彼の人生順に見る事で
始めは拙さが残る絵も、最後には完璧な人物になってゆく様を追えるのは面白かったですが

イタリアの絵はイタリアに在る状態で見た方が良いのだろうなと思いました。

しかし、

やはりルネサンス絵画ファンは押さえておいて間違いない展示だと思います。

6/2までです!



読んで下さった方に感謝を込めて。



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