続いている記事です
~以下の画像は『棟方志功の板業』より~
私的には棟方志功との出会いは
弘前市民会館の緞帳に織り込まれた…
「御鷹揚ゲノ妃々達々」
※版によって名前が違う
緞帳の方が色が奇麗かなぁ?
志功的な人物と鮮やかな彩色が
子供時分の心に強烈な印象として残りました。
緞帳の方が色が奇麗かなぁ?
志功的な人物と鮮やかな彩色が
子供時分の心に強烈な印象として残りました。
棟方志功記念館は
年4回、季節毎に展示替えをしている事から
今回は“冬”との事。
展示室へ入ってすぐ…
志功が使用した道具の展示あり!
興奮気味に見ると…
学校の授業等で使う版画を彫る普通の彫刻刀ではなく
木彫刻を彫る時の彫刻刀なんです!
ほーっ!
と思ってたら次に…
実際の板木(版木)の展示あり!
初めて板木の実物を見ました!
テンションは鰻登り(笑)
こういうのもコチラならではなのでしょうね~
メインの『大世界の柵』は
『坤―人類から神々へ』
『乾―神々より人類へ』
の2作から成り
各々縦1.8m×横13mの大きさで…
一応確認しますが、これは版画です!
志功の板画の中でも最大、世界では他にない大作。
使用された板木は72枚
坤の裏に乾が彫られたそう。
上:乾
下:坤
画集でも見開き
この作品を“大迫力”と言わずして他を大迫力と呼べないだろうという感じ。
版画でよくここまでやったなぁと素直に思う。
次は代表作の1つで
『二菩薩釈迦十大弟子』
下:坤
画集でも見開き
この作品を“大迫力”と言わずして他を大迫力と呼べないだろうという感じ。
版画でよくここまでやったなぁと素直に思う。
次は代表作の1つで
『二菩薩釈迦十大弟子』
右:阿那律―天眼第一
左:阿難陀―多聞第一
『聖☆おにいさん』を見てるとアナンダとかに目がいきます(笑)
左:阿難陀―多聞第一
『聖☆おにいさん』を見てるとアナンダとかに目がいきます(笑)
大きくはない展示室ですが
作品が見応えあるし
1つ1つ丁寧に見せる感じで
私は大満足でした。
私的には今年に入り改めて見てみて…
志功もポップなんだ
だから好きなのか?
…と思いました(笑)
私が見た大世界の坤は1/27迄でしたが
只今、乾が展示中で3/17迄です。
新幹線でちょっと青森までいらした際には是非お立ち寄り下さい!
読んで下さった方に感謝を込めて。
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