冬の展示・大世界へ @棟方志功記念館に行ってきました~(1)

満を持して当ブログ初登場の棟方志功…

棟方志功 氏は…
青森出身の本物の芸術家!
20世紀を代表する世界的版画家!
版画だと思ってナメてかかると痛い目見ます!(笑)

皆様も何処かで耳にした事があると思われる…
「ワだばゴッホになる」
という彼の言葉はあまりにも有名。

私は大好きで、東京でも展示があれば見に行く作家です。
というか、ファンです。

棟方志功記念館は、そんな彼の偉業を永く伝えるべく
志功の私費によって建設され1975年に開館された記念館で
目の前の通りは通称・棟方志功記念館通りと云われ、青森市内にあります。

青森県や市を始め多くの方々の協力の元に作られた事もあり
2012年に鎌倉市の棟方版画館と合併した事で、

◎板画=版画
(所謂、版画とは別の性質の作品という意味で
板の魂を生み出す・板の声を聞く事を目的としている)
◎倭画=肉筆画
◎油絵

…等々の棟方作品をほぼ網羅し
国内最大のコレクションを所蔵しています。

敷地入口では志功の肖像版画がお出迎え
館入口~

建物は校倉造りが模されていたり
その周りには池泉回遊式日本庭園が配された
拘りの記念館らしいのですが
いかんせん冬は雪に埋もれてて(笑)コレといった撮影はせず。

入って直ぐ笑顔の志功の写真が展示されているのも印象的で
志功の人柄を偲ばせました。

訪問したのがお正月で
空クジなしの「新春クジ引き」が催されていまして…
3等賞で志功の複製画?が当たりました☆
十和田中湖の柵
→板画(版画)

※“柵”とは※
四国八十八箇所巡りで巡礼者が寺へ納める廻札からきている
1つ1つ自分の願いと信念を込めた願掛けを作品においていく
生涯の道標を1つずつおいていく
という意味で、板画の題には柵がつく
青森頌春夏秋冬の図(ネブタ序破急の調)
→倭画(肉筆画)


という具合に前説が終了した処で文字数制限が(笑)
…続きます!



読んで下さった方に感謝を込めて。


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