飛騨の円空―千光寺とその周辺の足跡 @東京国立博物館に行ってきました~

昨日の記事…
『博物館に初もうで @東京国立博物館』
…には続きがありまして。

実は円空展が本命でしたが
長谷川等伯が見たかった兼ね合いで
まさかの初日(笑)

円空 氏は
近畿から東と北の地で“円空仏”と云われるアジのある仏像を彫って遺した江戸時代前期の行脚僧で
その生涯で12万体を彫像したと云われるが
現在確認されているのは約5300体程

その中でも多くは愛知県と岐阜県に集中しており
今回は飛騨・千光寺所蔵の物を中心に岐阜県高山市の100体を展示しています。

NHKEテレの日曜美術館で見てから是非見たいと思ったのです~
何故なら円空の仏像って…
なんかポップなんですわ(笑)

でわ作品のご紹介
(千光寺円空仏写真集より)

両面宿儺

日本書紀に出てくる両面宿儺ですが
円空は読む事が出来なかったみたいで想像で掘ったらしい一品
烏天狗

コレは烏っぽいです
八大龍王

コレも言われれば龍っぽいと思わなくもない
宇賀神

コレは………??(笑)


とか、
私がカワイイと思った仏像を並べたら
何だか微妙なセレクトですが!(笑)

他にもちゃんと
観音様や不動明王、地蔵菩薩、金剛神etc…
おられます~

コレは絵葉書で…
善女龍王立像

人の肩から姿を表しているのが龍らしいんですが

何というか、
やっぱり円空も初期より後期の方が
彫りが自由で細かい事に拘らなくなっている感じで
オリジナリティが全開で面白いです。

そんな円空展は4/7まで

円空の世界感に触れられるまとない良い機会です!
良かったら是非!



読んで下さった方に感謝を込めて。


ポスターです。


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