ゆくとし くるとし 茶道具と円山派の絵画 @三井記念美術館に行ってきました~

意外にも初登場な三井記念美術館。

コチラから7階へ上がるとあります。
旧財閥・三井家に伝来する数々の品々を
収蔵・展示する事を目的に作られた私立美術館です。

今回は…

茶の湯では冬の長い夜に「夜咄しの茶事」が催される事から
茶会に必要な茶道具等の展示と共に
辰年の締め括りと
新しい年の始めはこの美術館所蔵の円山応挙で決めましょう

…という内容。

入ってすぐに
茶の湯の名品が並び
重要文化財の本阿弥光悦『黒楽茶碗 銘雨雲』
国宝の『志野茶碗 銘卯花墻』
等々が品良く堂々と並び

いよいよ円山派の絵画コーナーです。

ては作品紹介いってみましょう。

・円山応挙『雲龍図』(部分)

ちょくちょく来ている三井記念美術館でも
この応挙の龍は見た事がなかったので
私はコレ目当てに強行スケジュールを敢行(笑)

海中から出てきて天に昇る処。
コレ、応挙が直接三井家に持って来た記録が残ってます。


応挙の弟子達も少々並べられているのですが、その中の…

・亀岡樹札 『酒呑童子絵巻』

細かい処まで良く描かれてました。


応挙からもう一枚

・『稲麻綿図』(部分)


上記『雲龍図』は12/24までの展示で
1/4~は、国宝『雪松図屏風』が展示されます。

国宝だけあってスンバシイですよ。
コチラの方が応挙のメジャー処。
更に雪松図も応挙が三井家の為に描いたとか…。
凄いよ三井家…(笑)


続いて、高麗茶碗の特集。

こちらでは
アノ!古田織部・アノ!千利休
が所持していた茶碗が見られます。
(アニメ『へうげもの』の話~笑)

そして夜咄の茶事コーナーへ続きます。


中々変わった取り合わせですが、見応えありました。

2013年1/26まで。
(12/25~1/3までは休館)



読んで下さった方に感謝を込めて。


チラシ



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