美術にぶるっ! @東京国立近代美術館にいってきました~(2)

昨日の記事の続きです。

近代美術草分けのお次は主に油絵で構成され、
人物をテーマにした展示。

あの!岸田劉生『麗子肖像』や
藤田嗣治なんかが並び…
私はコレ!
和田三造/南風

和田三造自身が八丈島へ渡航中に暴風雨で漂流、伊豆大島に漂着したのが由来
高村光太郎/手

かの有名な『智恵子抄』作者。
彫刻家の方が本職です。


次に風景画のテーマへ…
岸田劉生/道路と土手と塀(切通之写生)

アノ!麗子像の岸田劉生の風景画。
これ、今から100年位前の代々木の坂道なのです。
安井曽太郎/奥入瀬の渓流

安井曽太郎って人物のイメージだったので意外でした。
しかも奥入瀬…。


続いて3階の前衛~戦争画の展示室へ移り…
ここではやはり
靉光/眼のある風景

コレですよ!
大きくリアルな眼が何故か風景に据えられているという…
大胆な構成です。
戦争の被害で作品の多くを焼失した方です。


次は写真作品の展示。
近美は写真も良質で有名なものを多く所蔵しています。



そしていよいよ日本画スペースへ!

下村観山や速水御舟、東山魁夷等々ソレは錚々たるメンツですが
私的にはコレ!

川端龍子/草炎 (六曲一双中の一部)

龍子の色感と筆遣いが好きです。

加山又造/春秋波濤↓
向かって右から
向かって左から

雅で良いですね。


未だ舞い上り中にて
もう少し続きます!



読んで下さった方に感謝を込めて。


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