特別展 没後70年 竹内栖鳳―京都画壇の画家たち@山種美術館に行ってきました~

私のブログで何度も登場する山種美術館は
日本画専門の美術館なのですが…

広尾の丘の上にある美術館入口はコチラ↓

そんな(略して)“山種”の持ってる国の重要文化財は?
と聞かれたら私がパッと頭に浮かぶのは…

竹内栖鳳 『班猫』↓
(以降登場する写真の絵は「山種美術館の竹内栖鳳」より)

なので、山種での竹内栖鳳の特別展は自然に思えます。
そんな訳で今回は栖鳳没後70年に際し
幕末から明治への激動の時代に
日本画の近代化を牽引した京都画壇の大家・栖鳳に関わる様々な絵が並びますが…

その面子の豪華な事…

まず!
栖鳳は、円山四条派を基礎としているので…

・円山応挙!!『虎図』/東京国立博物館蔵

(応挙ファンの私的には

まさか山種で応挙を見れる日が来るとは…感っ激デス!!)

そこからズラ~っと並ぶ名だたる円山派の面々の絵!

そして栖鳳作品は
山種所蔵の他に、各地から色々集まりました。
でわ山種所蔵の物から少しご紹介。

・緑池

・憩える車

・雨霽

・風かおる

・みゝづく

そして、
栖鳳の同志や弟子の作品が続きます。

西村五雲『白熊』
(私の絵葉書コレクションより)

何より栖鳳は
対象物の中に在る神性を“神気”と呼び
それを描く事に取り組んでいました。

それが余す処なく発揮されているのが
冒頭の班猫かなとやっぱり思います。

皆さまもこの機会に神気纏う猫に会われてみるのは如何でしょう?

11/25までです!



読んで下さった方に感謝を込めて。


今回のチラシ


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