日本伝統工芸展は国内最大規模の公募展です。
こんな公募展がある事をご存知でしょうか?
毎年、受賞作が決まると公共放送局のお馴染みの美術番組でも取り上げられます。
私的には
日本の工芸の受け継がれてきた高い技術などは
もっと世界に出ても良いのになぁと思っていて
私の専門が日本画で、工芸はまだまだ勉強不足という事もあるとは思うのですが
一気に色々な種類の工芸が
伝統の技を基礎にしつつ、新しい域を目指していこうという心意気を垣間見れる…
私なんかは見ていて心トキメク、そんな展示会で
時間があれば見に行っています。
今年は特に、
東北から唯一受賞した方が
我が故郷・弘前の方という事で!
鼻息も荒く見に行きました(笑)
それがコチラ↓
彫漆蒟醤蓋物「律」/藤田正堂
形は弘前城の石垣をイメージしたそうで…
(弘前城!余りにも身近過ぎて写真ない!スミマセン!!)
黒の器に青い漆を30回塗り重ね最後に黒の漆を塗り
微妙に力加減を変えて削っていくと
この縦のラインの青のグラデーションが出るそうです。
普通はこの倍以上の回数の漆を塗り重ねて彫るそうなので
如何に神経細やかな仕事をされてるか
という事ですよね。
更に蒟醤(キンマ)という漆の技法で
中央にプラチナの線が入り
何というか…リズム感を感じるというか
タイトルの“律”を感じました。
他にも凄かったのが…
形は弘前城の石垣をイメージしたそうで…
(弘前城!余りにも身近過ぎて写真ない!スミマセン!!)
黒の器に青い漆を30回塗り重ね最後に黒の漆を塗り
微妙に力加減を変えて削っていくと
この縦のラインの青のグラデーションが出るそうです。
普通はこの倍以上の回数の漆を塗り重ねて彫るそうなので
如何に神経細やかな仕事をされてるか
という事ですよね。
更に蒟醤(キンマ)という漆の技法で
中央にプラチナの線が入り
何というか…リズム感を感じるというか
タイトルの“律”を感じました。
他にも凄かったのが…
硝子絹糸紋鉢/安達征良
判り辛いかもですが
コレ、切子なんです。
しかも器から作家さん自ら作るコダワリ様で
(普通は器から作らないそう)
切子技法なんですが
一般的な均一の直線ではなく
フリーハンドで柔らかさのある細い線が幾重にも彫られ
ふんわりした硝子というか…
やっぱり常識は疑わないとイカンと思いました。
色々良過ぎて書ききれませんが
東京展は終了してまして
只今10/8まで名古屋栄三越店で
以降各地巡回します。
入場は無料ですので
お近くの際は是非一度ご覧頂きたいです。
読んで下さった方に感謝を込めて。
判り辛いかもですが
コレ、切子なんです。
しかも器から作家さん自ら作るコダワリ様で
(普通は器から作らないそう)
切子技法なんですが
一般的な均一の直線ではなく
フリーハンドで柔らかさのある細い線が幾重にも彫られ
ふんわりした硝子というか…
やっぱり常識は疑わないとイカンと思いました。
色々良過ぎて書ききれませんが
東京展は終了してまして
只今10/8まで名古屋栄三越店で
以降各地巡回します。
入場は無料ですので
お近くの際は是非一度ご覧頂きたいです。
読んで下さった方に感謝を込めて。
今年のポスター
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