東北探訪!@田舎館村の田んぼアート2012

近年、私が行った主に青森県の魅力を私の写メと共にご紹介してみよう!というコーナー…

旬のモノは旬な内に!
という思いから、ちょっと続いております~

今回は芸術を農業で表現してしまった…

田舎館村の『田んぼアート』です~


田舎館村は、約2100年前から農業が盛んな地域だったらしく…

(というのは、田舎館村には国の史跡に指定される弥生時代中期の『垂柳遺跡』があり
北方稲作文化を決定付ける水田跡があるからです~)

田んぼ1反歩辺りの米の収穫量で日本一になった事もある米作りの村で…

そんな1993年の事、
米作り=農業の楽しさを多くの方に知って頂く為に
現代の稲と、古代に栽培されていた色の違う稲を使って
田んぼをキャンバスに見立て稲文字を描いた事がきっかけとなり…
年々芸術性が高くなったのだそう。


では写メ投下しますが、心の準備は良いですか?


…いや、コレ、結構凄いんですよ(笑)

『悲母観音と不動明王』

縦143m×横104m
緑・紫・黄・赤・白・オレンジ・濃緑の7色
1200人の手植えによる

田んぼ横の農道に、白い布を頭に被ったおばあさんが歩いてますが
大きさの対比が伝わります~?

立体的に、というか絵が浮かび上がる様な気さえするのですが
そう見える様に全て計算して植えるそうです~!

毎年10万人超国内外から訪れ
コチラが発祥となり
今では全国でも田んぼアートが実施されるそうですが…
ここまでレベルが高いのは、やはり発祥の地ならではかと。

20周年になる今年は
悲母観音→慈悲・鎮魂
不動明王→悪魔払い
…で、東日本大震災で亡くなられた方々への
鎮魂と厄払いの意味を込めたそう。

田舎館村役場の建物に展望台があり、そこから一望出来ます。

近くの道の駅に第二会場があり“七福神”が。
9月29日までは両会場ともお楽しみ頂けます~

あまりの人気に今年から観覧料が発生してますが
是非一度実物をご覧頂きたいです~!



読んで下さった方に感謝を込めて。


“東北の元気、日本の元気を青森から”!


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