美術館で旅行!―東海道からパリまで―展@山種美術館に行ってきました~

夏の陽射しで眩しい入り口はコチラ!

~以降登場する写メの絵は、私の絵葉書コレクションより~

今回の展示は、
絵画鑑賞で旅行気分を味わって貰おう
という夏休み企画で、
日本各地・海外の風景画が主なのですが
山種美術館では珍しい油彩画の展示もあり…
また、
日本で広く旅行に関心が寄せられるようになったのは江戸時代以降からという事で

歌川広重『東海道五拾三次』
の最もポピュラーともいえる「保永堂版」の全てが…

前期→扉、日本橋・朝之景~掛川・秋葉山遠望
後期→袋井・出茶屋之図~京師・三條大橋

…で公開されております~
東海道五拾三次の内…

上:由井・薩垂(読→さった/た→土偏+垂)嶺
下:沼津・黄昏図

ご紹介するのにこの2枚を選んだ理由…

由井→大胆不敵な構図。オモシロイ。
沼津→旅人が背負う荷物に天狗の首が見えるといゆうのが…

私的には夏目友人帳の14話(コミック4巻)を思い出した(笑)

私的に今回注目していたのは…
奥村土牛の“鳴門”と“那智”の公開
奥村土牛/鳴門

凄かったですー。
各々御歳…
那智→69歳
鳴門→70歳
…の作品!
滲み出る迫力と緊張感!

個人的に最近土牛大好きなのです。

あと平山郁夫も数点出ています。
山種で平山郁夫って、最近ではかなり珍しい気がします。

また、亡くなったばかりなので…
絵を見るとまだ少し悲しい気持ちになりました。

油彩は黒田清輝、佐伯祐三、
安井曽太郎の水彩
という感じのラインナップ。

総じて…
今回はより幅広く楽しんで頂ける感じだと思います。
この機会に、山種美術館で旅行をしてみる
なんて如何でしょう~?

9/23までです~!



読んで下さった方に感謝を込めて。


今回のチラシ


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