FLOWER&SPACE 小原宏貴 展 @日本橋高島屋に行ってきました~

日本橋高島屋さんは良い展示を催して下さるのでよく行きます~。

今回の小原宏貴さんは
小原流という生け花の一派の家元の方…
といっても只今24歳でいらっしゃるそうな。
6歳で小原流の五世家元を継承したのだそうです。

※2012年4月5日時点の情報です。

今回は写真撮影可でしたので、
とりあえず載せてみましょう~。

西方からの旅人 ガンダーラ仏への供花

岩石を思わせる根塊を彫った処にガンダーラ仏像が置いてあり、
その周り三方に仏陀の顔を配す事で四面仏として壁面空間が作られ
周りには蓮が供えられています。
花車

大きな花器に花をいけ、二輪車に載せているそうです。
斉苑(ととのえるえん)

斉苑は造語で…

斎→清浄で神聖であり、忌み清めてある事
苑→人々が目的に応じて集まる場所

⇒斉苑=神を祀る場所として、
現代的な斉苑をイメージしたそうで…

というのは、軽ーく説明すると
生け花は元々神さまに捧げる為にいけたのが始まりらしいのです

…それで
巨木の樹塊→生命の成長の時間
松→神の宿る依り代
として象徴したそうです。

というように…
お若いのによく勉強されているなーという印象でした。

他にも三世家元・豊雲さんのコレクションだった
プレインカの土器などに挿し花がされていたり
凄い斬新!
と思った面も持ち合わせていらしたりしながらも

やっぱり基本が出来ているからこその
“新しい事”
に、若い創造のエネルギーが満ちている感じがして
大変心地良い空間の展示でした。

3/30~4/4までの展示で、
私は最終日に行ったものですから
事後報告という形になり申し訳ないのですが…

生花だから期間が短いのは仕方ない、と思いますが…

お近くで展示がある際には、是非皆さまにも
“小原宏貴の世界”
をご覧頂きたいです~。

新しい時代の生け花に、触れてみて下さいませ!



読んで下さった方に感謝を込めて。


東京地方、ようやくたんぽぽも咲き揃ってきましたよ~☆


✧2014年4月18日追記✧
2012年記事UP時点で、文字数制限で使わなかったと思われる
本展の画像を発見したので追加で載せておきます~

画像フォルダに入ってました。


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