感動=生きる=創造のエネルギー! 中川一政…@いもた美術館

手元にある資料を写メして美術をマニアックに語ろうという
苦し紛れいもた美術館(笑)、久々の開館です。

今回は 中川一政画伯をご紹介します。

まずは…ドーン!

これは2011年3月に日本橋高島屋で行われた没後20年展のチラシ。
使用されている作品は油彩で「薔薇」

四の五の言う前にまず一枚見て頂きたく載せました。
薔薇の迸る様な生命力というんですかねー?
凄いでしょう。

中川一政氏は洋画家なのですが、他に…
岩彩・水墨画・版画・陶芸・詩作・和歌・随筆・書・挿画…etc
という感じで、
生涯を通して表現方法も多岐に渡っている事からも
常に感動を感じていて、そのままそれが湧き上がる創造のエネルギー
になっているというの感じの作品ばかりです。

では私の中川一政絵葉書コレクションから(笑)もう少し…
コレは「椿」
日本画の絵具・岩彩で描かれています。

そして額に注目!
普通の木製の額に、自分で判子を押したそうです。
「もう我は」
これは顔彩じゃないかなー?

コレは絵の周りのマットも自分でやったらしいです。
「鯛・鯵」
これも岩彩。

私的には中川一政氏の作品は、
一つ一つが愛らしい感じがするのです。
絵ではないもの、例えば書の文字一つをとっても
どことなく可愛い感じがします。

理由はサッパリ解りません!(笑)
でも、好きなのですよね。

では最後に、氏の言葉から…

人というものは其人の心の深さだけしか見る事が出来ません
深い心の作品を見るにも自分の程度だけしかわかりません
いつ迄見ていてもよい絵というのは、自分の心が成長して行ってもまだ奥底のわからぬ絵の事です
自分にとけぬ謎のある絵です

自分のわかる程度で素直に見てゆく事です
理屈ぜめにして見てゆかぬ事です
自分が成長すればわかるだろうと思う事です
そして成長する事を考えた方が近道なのです

中川一政全文集「美術の眺め」より
“画の見方”からの抜粋



読んで下さった方に感謝を込めて。