江戸時代中期の写実の力~円山応挙の一品紹介(3)…@いもた美術館

世にも奇妙な企画続行中のいもた美術館です。

前回2度に渡り『松に孔雀図』
…応挙63歳時、亡くなる数ヶ月前の作品でしたがモノクロという事で

第3段はカラーで
応挙44歳時の『牡丹孔雀図』に迫まります!(笑)

2004年江戸東京博物館開催
『特別展・円山応挙』図録より


コチラ、宮内庁三の丸尚蔵館所蔵なのですが…

三の丸尚蔵館、皆さまご存知でしょうか?

皇居の中にありまして
皇室に代々受け継がれた絵画・書・工芸品などの美術品類等
現在約9,500点の美術品類を収蔵。

その中には歴史の教科書に必ず載っている
『蒙古襲来絵詞』!
等々…日本画だけでも錚々たるメンツが揃っており
私は伊藤若冲の『動植綵絵』が一挙公開された時に通っていたのですが
マニアックな良い博物館ですよ~!

そんな訳で、牡丹孔雀図は…5~6回位は生で見てるかなぁ?

これ…
只塗り描きされているだけでなく
裏彩色もされているそう…

しかも描写表現が全体的に為されておりまして!

◎裏彩色◎
東洋画の技法の一つで
画面の全体、また一部に絵絹の裏から顔料を塗って効果を出す方法

◇棟方志功などは紙に裏彩色しています

印刷物の撮影が巧くなくて申し訳ないのですが…

孔雀の顔の、羽毛のない表面のゴツゴツ具合から…
首を取り巻く群青の1枚1枚の羽の毛も金で1本1本全部描いてあるのですが…

普通全部描いたら、描いてないのと同じになりますが
(全部描く事によって変化がなくなるから)

それが!
遠近的に変化をつけながら全部描いてあるのですっ!!(≧□≦)

見て、圧倒される意外にはない

そんな訳で
応挙の孔雀の首周りは
いつも私の心をトキメキまくらせて仕方ない訳ですよ~

応挙の孔雀に関しては
私の萌えポイントは“首”という事で!
一つお見知り置きを!(笑)


あ~、もうお時間!
続きます!



読んで下さった方に感謝を込めて。