五百羅漢―増上寺秘蔵の仏画・幕末の絵師・狩野一信展@江戸東京博物館に行って来ました~。

最寄りの、JR両国駅と大江戸線両国駅を挟む様に位置する、国技館のお隣の博物館です。


まずは今回のメイン絵師一信さんの説明をさせて下さい。
一信さんは「狩野」と付いていますが、現存する一信作品に「狩野」の署名のある例はないそうです。
確かに画の構成からも私は狩野派っぽくはないかなと思いました。

(戦国時代劇のお城で殿様の部屋の襖とかにありそうな力強い松とか獅子を想像して下さい
…それが狩野派って感じです!笑)

でも、初めに入門するのは狩野派という事は、日本の絵師達にはよくある事で…
そして堤派・四条派・土佐派と学んだそうで、
今回の作品にも西洋の陰影法等が用いられていて、
単純に絵を描くのが好きだったんだろうなぁと思いました。


さて、今回は100幅の一挙公開となっています。
私の場合、通常の展覧会で約1時間位で見れます。
よっっぽど好きな作品に出会うと、その前に1時間位居る事も有りますが…
ソレはさておき、私は今回は2時間かかりました。
それでも全部は全部、じっくり見れていません。
全部じっくり見たい方、3時間はとって行かれる事をお勧めします!

そーれーでも凄かった。
2幅1対…つまり2枚1組で1枚に見える、繋がっている絵です。
それが50組100枚、他にも幾つか作品があり、
全体的に、全て髪の毛・体毛・衣装の柄等々々々々…細か~く描き込まれていて…
アレはもはや、狂気の沙汰!!

91~100幅までの10枚は一信さんが病気になり、妻の妙安さんや弟子の一純さんが描いたそうなんですが
逆に一信さんの描いた物とそうでない物の違いを見比べれる良い例と思います。
迫力というか、筆運びの躊躇いのなさとか、意志の強さはやっぱり一信さんは凄いです。

そして象徴学的に興味深く、
スピリチュアル好きな方が見に行ったら面白いと思うし、オススメです。

◇鏡がどうして魔除けになるのか
◇お経や仏像で起こっている事とは
◇自殺をすると生まれ変わりが遅くなるのは何故か
◇どうして試しがあるのか

…等の理由が描かれています。
あと羅漢達が竜宮城を目指したり、
龍の子供が硝子の瓶で育てられていたり…

7月3日迄です。
この機会はお見逃しして欲しくない!!
と思いますっ!



読んで下さった方に感謝を込めて。


本展のチラシ一覧です