百花繚乱―桜・牡丹・菊・椿―展@山種美術館に行ってきました~。

明日は北日本で日の出直後の4:30~5:20頃に部分日食があるそうです~。
左上の方がちょこっとみたいですが、
明日の東北地方のお天気はどうでしょう?

山種美術館は、山崎種二氏が寄附した美術品を主としています。
最寄りのJR恵比寿駅西口から、広尾の方へ小高い丘を登ったら見えてくる
日本画専門の美術館にはなかなか見えない近代的な建物です。

今回の目玉は…
◆奥村土牛の「醍醐」
京都の醍醐寺の有名なしだれ桜を、淡い綺麗なピンク色で大~きく描いていて
さすが83歳で描いたというのは納得な
迷いなく、無駄な手数なく描かれている印象の絵です。

◆加山又造の「夜桜」
こちらの桜は、小さい花を幾度も洗ったり描いたりを繰り返すのを上手く使って
暗い背景に桜を幻想的に浮き立たせている絵です。

…辺りかなと思いました。
奥村土牛は去年の春にも見れましたが、
やっぱり見る時の自分の状況によって見え方が違ってくる様で、
何だか今年は
より色が薄いのに発色が綺麗に出ている様な気がしました。

私的にココで出会えると思ってなかったドッキリ賞は…
◆中川一政の「薔薇」!
中川一政は少年期に詩・歌で世に出て、
油絵・日本画・書・陶器等々と残される多才な方で、
何を創ってもエネルギッシュなんですが、どれも何だかカワイイんです。

錚錚たるメンツでかなり数もあり見応えありましたが、

私的コレハ凄い!賞は…
◆福田平八郎の大正13年の初期の「牡丹」!
福田平八郎で有名なのは
海?の波を抽象的というかデザイン的に描いた絵なんですが、
そこからはとても想像出来ない大変丁寧な写実で
裏彩色という、紙の裏から色を塗る技法(この技法を用いた有名処は版画家の棟方志功)で
幻想的という言葉では言い足りない雰囲気の絵でした!

次点私的コレモお勧め賞を…
◆川端龍子(りゅうし)の「牡丹」に!
龍子はタッチは荒々しいのに線が繊細で、
描かれたものがシュッとしている感じが好きなんです。

4/27~6/5まで。
色んなタイプの作家の花の日本画が見られます!
と、言った処で
こういうのは会期の始まり頃にやるべき?と今頃気付きました!


読んで下さった方に感謝を込めて。


今年の白梅でした。色んな花の絵を見てすっかり気分は春に逆戻り中…